「葛飾ナンバー」・・・コメディ作家の挑戦。
「葛飾ナンバー」 ARP公演 下北沢小劇場
作者のA・ロックマンは、脱皮しようと目論んでいる。
これまでのような、ツッコミの連発で引っ張っていくコント仕立てのシチュエーションコメディでは飽きたらなくなったのかもしれない。
今回は、映画「ソウ」のような密室型閉じ込まれ型のSFチックな作品である。
随所にくすぐりを入れ、笑いを拾いながら物語を展開していくという劇団の魅力は変わらず、そこに密室劇的なホラー?の要素を絡めている。
果敢な挑戦ではあったが、登場人物が15人という