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怪談 超ショート あっという間に読める恐怖の物語。

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実体験、体験者からの伝聞、創作など、様々な怪奇と不思議な短編をまとめました。 #ショートショート #短編 #怪談 #不思議 #恐怖
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2020年9月の記事一覧

言葉の向こう側を考えると・・・

よ~くその場面を想像してみて。ショートショートよりももっと短い、超ショート怪談。 #朗読 #童話 #受付 #伝説 #怪談 #ショート #不思議 #小説 #可愛い #楽しい #秘密 #マンガ #コミックス #恐怖 #考えると怖い #やってくる

じっくりと言葉の背景も考えてみてください。

よ~くその場面を想像してほしい。ショートショートよりももっと短い、超ショート怪談。 #朗読 #童話 #受付 #伝説 #怪談 #ショート #不思議 #小説 #可愛い #楽しい #秘密 #マンガ #コミックス #恐怖 #考えると怖い #やってくる

「絶対当たる占い師」 作・夢乃玉堂  絶対の恋を求めて占い師の元を尋ねてきた女性を待ち受けていた運命とは?

「絶対当たる占い師」 作・夢乃玉堂 緑鮮やかな渓流の流れは、意外に冷たく早い・・・ それが、その時の印象だった。 岩に当たって弾ける水しぶきが入り口を濡らす丸太小屋に、真野智花(まのともか)は入った。 肌にまとわりつくようなお香の香りが、智花に仕事を思い出させた。 壁際の影の中には、設え付けの棚が隠れるように鎮座していて、 埃を被ったアンティークな装飾品が並んでいる。 智花は、小屋を訪れた目的も忘れ、それらの品々に見入っていた。 「

「二階の客」… 怖すぎる実体験。久しぶりの旅行先で感じた恐怖の夜。

自粛生活の反動で、とにかく旅に出たいと思い、夫婦二人で車を走らせた。 目的地は、首都圏からほど近い思い出の観光地。 日本を代表する絶景が海外にも評判で、近年では外国人観光客が多すぎて、足が遠のいていたが、今なら逆に空いているかと思い、久しぶりに訪れることにした。 「こ景色を見ながら初めて手を繋いだね」「あの木の側で写真を撮ったね」 思い出話に花を咲かせて、若返ったような気分で宿に入った。 宿には特にこだわりはなく、大浴場があることと価格の手ごろさで選んだ。 古びた旅館だっ

¥100

声に出して読んで、そのシーンを想像して。ショートショートよりも、もっと短い、超ショート。一瞬の後、じわっと怖くなる怪談シリーズ。

1:「僕、忘れ物しちゃったみたい。お姉さんの借りて良い?」    踏切で首のない小学生が話かけてきた。 2: 心霊スポットで撮ったばかりの動画を、    友人は何も言わずにすぐ消去した。 3:「お墓から帰る時は決して振り返っちゃいけないよ」    前を歩くおばさんの髪の毛の間から見えた真っ赤な唇がそう囁いた。 4:「お墓から帰る時は決して振り返っちゃいけないよ」    前を歩くおばさんの髪の毛の間から見えた真っ赤な唇がそう囁いた。 5:「晴れてるのに」と窓のカーテンを

言葉の向こう側を考えると・・・

よ~くその場面を想像してみて。ショートショートよりももっと短い、超ショート怪談。 ・・・・・・・・・・・・・・ 「お墓から帰る時は、 決して振り返っちゃいけないよ」 前を歩くおばさんの 髪の毛の間から見えた 真っ赤な唇がそう囁いて笑った。 ・・・・・・・・・・・・・ #朗読 #童話 #受付 #伝説 #怪談 #ショート #不思議 #小説 #可愛い #楽しい #秘密 #マンガ #コミックス #恐怖 #考えると怖い #やってくる

言葉の向こう側を考えると・・・

よ~くその場面を想像してみて。ショートショートよりももっと短い、超ショート怪談。 ・・・・・・・・・・・・・ 「僕、忘れ物しちゃったみたい。お姉さんの借りて良い?」 踏切で首のない小学生が話かけてきた。 ・・・・・・・・・・・・・ #朗読 #童話 #受付 #伝説 #怪談 #ショート #不思議 #小説 #可愛い #楽しい #秘密 #マンガ #コミックス #恐怖 #考えると怖い #やってくる

たった今起こった、恐怖の実体験。

今、机に向かって怪談を書いていたら、突然首筋に冷たい風が! 振り向くと扇風機が動いていた。 「食卓の上のリモコンを猫が踏みつけたのかな?」 と思ってリモコンを探すが、見つからない。 ようやく見つけたリモコンは、箱の中にしまわれていた。 「じゃあ。本体のボタンを鼻で押したのかな」 と見返すと、 猫は離れたTVの横で丸くなって眠っていた。 扇風機の風よりも冷たい汗が背中を流れ落ちた。 #朗読 #実体験 #猫 #扇風機 #怪談 #ショート #不思議 #小説 #可愛い #謎 #