20240317 女子力高見えライフハック

先日知人から女子力が高いよね、と言われた。そうかな?

言われてみれば、私はいわゆる美容代の支出は多い方だ。眉毛もまつ毛もネイルも歯も髪の毛もお店で整えてもらっている。持ち物もピンクやリボンなどのガーリーなデザインが多いため、旧世代的な価値観で言うところの女の子らしさは確かに高いのかもしれない。

でも私はそれらを別に努力と思ったことがない。誤解を生まないよう記しておくと、こんなもの努力とは言えない!という主張ではなく、私にとっては特に行動にネガティブな感情が伴わないという意である。

私にとっては、写真を撮られた時に気になる箇所を課金でどうにかしているだけなのだ。眉毛やまつ毛は不器用且つズボラなので技術の向上を図らず人に丸投げしているだけ、ネイルは爪の手入れと一緒に爪をかわいくしてもらえたらお得だなというだけ。ちなみにネイルサロンに通うようになるまでは爪の手入れも下手で、よく深爪をしては血を出していたし爪の形は常にカクカクとして歪であった。持ち物に関しては年甲斐もないのでそろそろもっとシックにすべきではと悩んでいる。

ここまでの記述からわかる通り、私自身は自分について女子力が高いとは思っていない。どちらかというとおじさん調な中身を必死に隠し通すよう着飾っている感覚に近いかもしれないな。

第一、体型からして節制ができていないことが丸わかりだ。これは女子力を売りにしている人であればかなりの痛手だろう。グルメ系YouTuberの動画を見ながら適当な肉野菜炒めとスナック菓子を食べつつビールとウォッカを飲んで寝落ちすることだけが生き甲斐なので(日記はこの生き甲斐のせいでよく更新が止まる)、一年で10kg弱体重が増えた。顔に肉がつきにくいので体重に比べれば見た目はマシな方だが、健康診断でチクリと刺されるくらいには重たい。

それに、ハンカチはいつも家に忘れてくる。一時期家にあるバッグすべてに一枚ずつハンカチを入れることでハンカチ不携帯状態を回避しようとしたが、ひとつのバッグにハンカチが全て集約されて終わった。なんで?

アクセサリー類も恋人とのペアリング以外つけていない。つけていないというより、つけられない。以前noteに書いた通り私は不注意がひどいので、いつどこに置いてきてしまうかわからず買うのを躊躇ってしまうのである。なんなら、唯一のアクセサリーであるペアリングも何度かお手洗いや温浴施設に忘れてきて大慌てしたことがある。

身体から取り外しが容易なものはなくしてしまうが、身体に直接つけるものは忘れることもなくすこともないので安心してお金をかけられるのかもしれないな。特にネイルは月に一度替えているので飽きもこなくてよい。

さて、私は女子力が高いのでしょうか?自分をハックしてどうにか取り繕っているだけでしょうか?答えはCMの後。

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