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社会保障と切り離して考えてみる

先日描いた負のスパイラル。さて、どこをから切り崩そうかと考えたとき、やはり民間でできることから小さく始めていくべきだと考えたんだよね。

となると、やはりメスを入れるのは、社会保障とは別の「何か」で介護職の労働条件を改善していくことが必要なんじゃないかと。

そこで、次に考えたのが陽のスパイラル。

陽のスパイラルモデル

この陽のスパイラルモデルは、介護職の環境を整備して若い人たちを多く業界に呼び込み、その人たちが安心して働きながら、子どもも育てられるという、高齢化と少子化という二つの問題を同時に解決しようというもの。

まずは、介護職の労働環境改善のための投資をして、特に若い介護従事者に対して待遇を強化する。それによって、若い介護従事者が増える。一方で子どもを持つには、職場環境の整備も必要なので、子ども手当や保育所の整備などを並行して進めていく。

特に育児については、育児コミュニティをつくったりして、いつでもどこでも誰にでも、気軽に何でも相談でき、一時的に預けたり、預かったりできる環境整備が必要だと思う。

安心して仕事と育児に専念できることで、要介護者の生活の質(QOL)も上がるだけでなく、介護従事者と要介護者の信頼関係も高くなっていく。若い人たちと高齢者の理解が深まれば、高齢者は未来に対する投資として、若い人たちに自分の資産を投資してくれる可能性があるのではないか?

ツッコミどころ満載で、絵に描いた餅だと言われるかもしれないけど、そんな淡い希望を持ってこの企画を進めることにしました。何ごともトライアンドエラーが大事(笑)


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