【検証】松本山雅とニューカッスルのエンブレムが似ている気がする
はじめに
こんにちは。
Jリーグがなかなか再開されず、特に書くこともない日々が続いています。サッカーゲーム「FIFA20」で遊んでいて気付いたのが、タイトルの通り、「松本山雅FCとプレミアリーグの名門ニューカッスル・ユナイテッドのエンブレムが似ている」ような気がする、ということ。
今回はそれぞれのエンブレムについてデザインについて検証し、どこがどう似ているかについて書こうと思います。
松本山雅FC
エンブレムについては、公式サイトの「クラブ概要」のページから確認できます。
まとめると
・真ん中の盾の上に街のシンボルの北アルプス、そして松本城。
・両脇には県鳥である雷鳥。
・盾のラインは信州の山脈と「信濃の国」に出てくる四つの平を表現。
盾の縞々にも意味が込められていたんですね。これは初めて知りました。
構成
中央に盾、上部に街や地域のシンボル、両脇に雷鳥が2羽。下に「YAMAGA F.C.」と書かれたリボン。そんなところでしょうか。
ニューカッスル・ユナイテッド
ここからは、ニューカッスル・ユナイテッドのエンブレムについて検証します。
武藤選手が所属していることやサウジアラビア資本による買収の話など、何かとプレミアの中でも話題になるクラブの一つですが、そのエンブレムはどのようなどのようなものなのでしょうか。
ニューカッスルのエンブレムについては、公式サイトの「The badge」というページで確認できます。
英語が得意でないので、正確に訳すことができないのが残念ですが、、
最初の公式エンブレム
現在のエンブレムについて検証する前に、その元となった紋章についてさらっと見ていきます。
紋章は、当初ユニフォームに付いていたものの、公式エンブレムだったわけではないようです。ユニフォームにつけ始めたのは1911年、公式エンブレムとなったのは1969年。だいぶ時間か経ってからのようです。
ニューカッスル・ユナイテッドのホームタウンは「シティ・オブ・ニューカッスル・アポン・タイン」。その紋章は街の歴史を描いています。ノルマン人の征服時に建てられたカッスル・キープと海の遺産を表す海馬ですね。
紋章上部には、半分のライオンとセントジョージの十字架に似せた旗がはためいています。
紋章は「勝者の証」という意味合いも持つようです。
意味わからんでたらめな訳になっていたら申し訳ないです。
以上を踏まえて、現在のエンブレムを見ていきます。
ちなみに、現在のエンブレムになるまでに二度、デザイン変更がなされていますが、紋章がモデルとなっているとは言い難いため、割愛します。
現在のエンブレム
まとめると
・1988年から現在のデザインになった。
・昔の紋章デザインに戻した。そこに海馬、城、半分のライオン、そしてペナント。
・金色で縁取られた盾は、白黒の縦縞模様。下にはクラブ名が青いバンドロールに書かれています。
・最近のユニフォームやブランドカラーは、この中央の盾の白黒縦縞から来ている。
構成
中央にクラブカラーの白黒の盾、その上にライオン、城、旗。両脇に海馬が2匹。そして下には「NEWCASTLE UNITED」と書かれたリボン。
似ている点、似ていない点
似ている点
配置です。各クラブの「構成」のところで考察した部分です。ざっくり言えば、中心に盾、両脇に動物、上部に街の遺産、下にクラブ名が書かれたリボン。
次に、内容です。松本は「松本城」、ニューカッスルは「カッスル・キープ」。盾の中のデザインが縦縞柄になっているところも似ています。
サッカークラブのエンブレムによくある「サッカーボール」が描かれていない点も共通点の一つといえるのではないでしょうか。
似ていない点
まず、クラブカラーが違います。松本山雅FCは緑、ニューカッスル・ユナイテッドは白と黒。
次に、両脇に動物がいるといっても、松本は「雷鳥」ニューカッスルは「海馬」。全く違う生き物です。
ニューカッスルには上部に旗がある点、歴史的に見て紋章をモチーフに作られている点なども松本山雅と違うと言えば違うでしょうか。
ちなみにこれが松本市の市章です。
まとめ
私個人の感覚で言えば、やっぱり両クラブのエンブレムは似ていると思います。(配置や城が描かれている点などから)
FIFA20で掲載されているクラブを全部確認してみましたが、やっぱり山雅と一番似ているのはニューカッスルでした。
松本山雅はニューカッスルのようにサポーターがエンブレムを愛し愛されるクラブになっていってほしいですし、ニューカッスルも買収の噂が出ていますが、ユーヴェのように歴史をぶった切るようなエンブレム変更などせずに今のデザインを尊重していって欲しいと思います。ちなみに私は今でもユヴェントスのエンブレムは前の方が好きです。
いつか松本山雅FCとニューカッスル・ユナイテッドの対戦が実現するといいですね。
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