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薬学部の留年事情📚

薬学部や医学部、歯学部は留年率が高いことで有名なので、
皆さんなんとなく知っていると思います。

そこで、私の大学の薬学部について留年状況をご紹介します。
私の大学は偏差値45の大学です。
入学時300人ほどいた学生は、卒業時には、200人ほどになります。
留年や、諦めて違う学部に行く子、諦めて別の道を選ぶ子など様々。

・諦めて違う学部に行く子
薬学部は、どの大学でも同大学内では、難しい方の偏差値に位置付けされています。
そのため、薬学生が他学部に編入したいと申し出れば、その学年から編入することができます。
ただ、3年生とかになると勉強の内容が明らかに違うので、2年生までだったり。
薬学部の勉強が向いていないと早くに見切りをつけ、他学部に編入するという方達です。

・諦めて別の道を選ぶ子
この道を選ぶ方は、当然様々な理由があって、今回は身近にいた4人をご紹介します。
①元々親の会社を継いでいて、仕事をしながらのため、勉強に精を入れられず、留年続き。仕事もあるため諦めて、中退。
②途中で、新しく企業する者。
③勉強に疲れて、ホストのバイトをしたために、ホストにハマり、そのままやめて就職したもの。
④留年が続いており、4年生の時点で、何もかも捨てて、本気で勉強。
それでも、思う結果にならず、向いてないと諦めて、臨床検査技師の専門学校に入学。
薬学部で履修した内容で一部免除もされ、知識を活かして、勉強することができ、現在臨床検査技師として元気に働いています。

・留年について
1年生の時点ですでに留年生は10人ほど。
1年生では、高校で習った基礎科目が多いですが、
落としたら一発アウトの教科もあるため、一部これに引っかかります。
2年生で、少し増え、20人。
教科が増えたことで、対応できない子たちが出てきます。
3、4年生で、50人。
薬学部生活で1番こなす授業量、課題量、テスト量が多いので、
頑張れないと落とされます。
6年生の卒業試験の際に、10人以上。
私立の薬学部は特に、大学の国家試験合格率を上げるために、
卒業試験で受かる見込みのないものを落とします。

このように、在学中にどんどん友達が隣から消えていく現象が日常茶飯事。
また、留年した先輩方と仲良くなることも多々。

私は、薬学部を途中で諦めることもできず、勉強に全力を注ぐこともできず、
2留からの卒業試験2回落ち、国試に1回を落ちている状況です。
こんな私ですが、体験記を読んでいただけると嬉しいです☺️

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