同人誌の「海賊版サイト」が主張した「女性の作品が違法な二次的著作物だから、損害賠償請求は信義則違反」等の反論が認められない理由
当然の判断。二次創作の版権の持ち主が訴えるならともかく、無関係な第三者では違法な二次創作などと言えるわけがないです。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) February 14, 2020
二次創作であろうと作った人に権利は発生しますから運営側の主張はデタラメもいい所ですね。 https://t.co/ppPglaKwfX
どっちもどっちと言うコメントが幾つかある点に、著作権の理解はまだまだ理解は進んでいないなぁと感じます。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) February 14, 2020
二次創作作家に対して違法だと訴えかける事が出来るのは一次創作者のみですし、実際に違法かどうかの判断は司法が行う物です。
一次創作者から何もコメントが無いのであればグレーゾーンのまま、成否の判断は誰にも下せません。財産の持ち主は黙認する、見て見ないふりをする権利も有していますし、ノーコメントを貫く権利も有しています。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) February 14, 2020
これは第三者が侵してよい権利ではありません。
この辺りはやはり財産である、という概念が浸透していないからそういう誤解が生まれるのかなと思います。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) February 14, 2020
どっちもどっちについて
同人誌自体が二次創作（原作の著作権は？）
— 藤堂 空 (@sorx0jg) February 14, 2020
その同人誌の海賊版サイト
どっちもどっちな気がしなくもない…
原作の著作権違反を訴える事が出来るのは原作の権利者のみですね。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) February 14, 2020
この場合、運営側に著作権違反だから違法な物であると主張する権利が最初からありません。
また二次創作でも著作権は発生するのでどっちもどっちではなく一方的に運営側が悪い、という結論になります。
二次創作に対する違法性について
よく分かりませんねw
— ぱげりおん (@pagerion30) February 14, 2020
海賊サイトに違法アップされてたけど、
作者は二次創作物を作ってたってことになる？
となるとオリジナルもまた存在することになるんだけどそこはどうなるんだろ？
あとは海賊サイト側の主張が二次創作であり証拠がないから主張が通らなかったってことは、
— ぱげりおん (@pagerion30) February 14, 2020
二次創作ではなかったって話になるのかねw
二次創作を権利侵害だと訴える事が出来るのが、一次創作の権利者のみと言う事ですね。親告罪ですので、作家側には黙認する権利もあります。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) February 14, 2020
二次創作であっても著作権は自然発生するので、この判決は当然と言うべきでしょう。
そうなんですね。
— ぱげりおん (@pagerion30) February 14, 2020
二次創作だから著作権は一次創作作者だけに発生する訳じゃないのですね。
となると二次創作して売り上げても一次創作作者が権利侵害を訴えなければまかり通ってしまうんですね。グレーゾーンな気もしますがw
まかり通るというか、そういう法律ですね。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) February 14, 2020
グレーゾーンに対して白か黒かを決める権利は一次創作の作家だけが持ちますし、無関係な第三者がグレーだから取り下げろという権利も無い、と言う事ですね。
よく権利侵害だろと第三者が叩くケースが有りますが、それはそれでまた権利侵害と言えます。
なんだか複雑な気持ちになりますね。
— ぱげりおん (@pagerion30) February 14, 2020
ということはゲームだったりアニメだったりそういう素材を使って二次創作のような映像作っても一次創作側から指摘されない限り問題ないんですね。
よく動画サイトで問題になりますが、
これもまた同じケースになるということですよね。
そうです。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) February 14, 2020
著作物と言う物は個人の財産ですので、誰かが勝手に使った際に見のがすか、使用を取りやめさせるかは財産の持ち主だけが決めれるという事ですね。
その他の財産に置き換えると解りやすいかもしれません。
まとめ
著作権の話になると違法性のあるものは権利を認めないと言う論調をよく見かけますが、こと二次創作に関しては別途認められた権利として保護の対象にもなるためクリーンハンズの原則と言うものが通用しません。
これを適用してしまうと、例えば原作者は権利侵害した二次創作を好きなように販売しても良いと言う事になりますが実際これは通用しません。先日、あかざわRED氏が無断に翻訳され、アップロードされたご自身のエロ漫画の英訳部を使って販売したと言う話がありました。（えろまんがの英訳版の作り方）（リンク先R18）
翻訳部は翻訳部で翻訳した人の権利がある為、これはこれで権利侵害の行為となります。「あかざわＲＥＤ先生「えろまんがの英訳を違法アップロードから引用」問題」についてでもご紹介いただきましたし、個人アカウントの方でも「他人の英訳を勝手に使ってはいけない（作業日報 01/15）」でも解説していますのでご興味ある方はそちらもご参照ください。
この手の話で問題になるのは、他人の権利侵害に対して権利者でもない第三者が著作権を正義の棒として用い叩き始めるという事象です。何度も見ましたしその都度発信していますが、第三者にその権利はないのでそこも押さえておいていただきたいです。
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