チケットノルマが演者と興行主を甘やかす。結果、損をするのはお客さん。
30分の会話を15分に纏められたらいいな。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) March 21, 2020
と言う作業を開始します。
777、お客さんゼロなら12万ふっとぶのが辛い所ですが、本来あるべき興行ってそうですよね。ノルマの押し付けに興行主が甘えていたらいいライブは絶対出来ないです。
ノルマが演者を甘やかす役目を担ってしまっているのは良くない。 pic.twitter.com/hZpnDKczcQ
そう思えばこそのノルマゼロ、でバックを多めに設定しています。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) March 21, 2020
200人入らないと12万でませんから赤字です。でも、本来は3バンドで200人ぐらい、入れる力が有るはずなんですよ、皆さん。
ところがノルマの存在が呼ばない逃げ道みたいに使われてそれに甘えてる。
甘え続けた結果、ゆるーいライブが増えて、お客さんが損をして客足が離れた、と言う風に自分は認識しています。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) March 21, 2020
ただ、777を始めて思ったのですが、割と皆さん同じような認識を持たれてました。ただ単に、思うし、言うけど説得力が持てなかった。リスクを背負わなかったから。
たまたま、クレーマー気質な所が災いして自分が「12万背負うからみんなちゃんとやって。このまま行ったら腐るだけで夢も文化も無くなってしまう」と、頭のおかしなことを言い出して、本当に12万使いました、って言う部分で説得力が出ただけかなと思うのです。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) March 21, 2020
でも12万ってね。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) March 21, 2020
真剣にバンドやってるバンドさんなら年間そのぐらい使ってるんですよ。まとまってのしかかってるから大きく見えるし、まぁ自分も辛いんですが。(だから7/19のライブ来てw)
自分はそのお金をイベントに回してるだけなのです。
恐らく自分がバンドを続けても今のように背中を押してくれる友人や仲間、そして声援を得られることは無かったと思います。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) March 21, 2020
同じ12万をつかうにしてもこっちの方が有意義に使えそうで、周りもそう思ってくれている。ならそちらに回しても何の後悔もありません。
嬉しいことに、自分以外の視点での取り組みを開始してくれるバンドマンさんが少しずつ出てきました。「君が言い出したから」と評価もいただいていて、本当に感謝しかありません。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) March 21, 2020
その感謝に応えるためには、この設定で黒字を出すことだと思っています。
なのでもしよかったら、グッズのご購入、ライブへのご来場、あるいはNoteやci-enのご支援等頂けましたら幸いです。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) March 21, 2020
あと4回頑張ります!https://t.co/24w4qRfEf2
まとめ
ノルマ制の問題点はいくつかありますが一番の問題は品質が悪くとも売上が確保されてしまう所でしょう。普通に商売として考えればサービス内容が悪ければ売り上げは下がるのが常です。が、ノルマを押し付けている限りはどれだけサービスの内容が悪くとも売り上げが確保されるためサービスの向上にはなかなか結び付きません。実態としては社会主義の計画経済が近い物でしょう。こういう仕組みがいかに品質の劣化を招くかは歴史が既に証明しています。
多くの演者さんや関係者が衰退を嘆く一方で、取るべきリスクを取ろうとしないのも、それが本来当たり前の手法だと言う部分が理解できない人が多いからでしょう。これはノルマ制が定着してしまったことによる罪であり悪です。かといってこのままでは衰退しか未来がないので、誰かが何かをやらねばなりません。
ノルマがあれば払えば出れるし、お客さんを集めなくても主催者側から文句を言われることもない訳です。さらには演者さんは主催者側の客となる訳ですから、立場は演者さんの方が上になり歪な力関係も生み出します。主催者側も演者側も客が求める品質と向き合わなくても成立する共依存を生み出しているため、このノルマ制は打破していかなければなりません。損をするのはお客さんで、損したと強く感じたお客さんは二度とそのジャンルにはお金を出してくれません。リスクなくして発展はあり得ませんので、まずは自身の興行のノルマ制を無くすところから第一歩目を踏み出していってもらいたいです。
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