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舞台論

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舞台を良くするための理論。体系立てられたものでは無いです。
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記事一覧

興行(ライブ、イベント)をやる時のチェックリスト

▼出演者、会場、日程を決める コンセプトの確定  大体の持ち時間やコンセプトなどを決定する…

GY.Materials
2か月前

ライブをやった時の源泉徴収の方法

 TriArtの第二回である沖縄学より、主催に関しては任意団体としてのGY.Materialsが催すことと…

GY.Materials
3年前
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出演バンド数は例えるならネジのトルク。かけすぎるとお客さんというネジ山はねじ切れ…

 8バンドは止めよう、バンド数は少なく、上演時間は短くしましょう。そういう発信をずっと続…

GY.Materials
3年前
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地方創生と音楽の商売下手の共通点

地方創生に関するツイートで、音楽等の分野でも同じ現象がみられるなと思いましたので、そのツ…

GY.Materials
3年前
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演奏のクォリティと集客は別の話

武井壮氏によるパラリンピックをより充実させるためには? 等についてのコメントの動画をTwit…

GY.Materials
3年前
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「趣旨」という宝箱とその中身

「趣旨の無いイベントライブなんかダメでしょ」 その昔イベントライブを組んだときに言われた…

GY.Materials
4年前
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ノルマのあるライブに出るのを止めよう

ノルマ制を廃止したら演者の質が下がるという仮説について、検証するにあたってはまずノルマと演者の品質の相関性を見る必要があります。 ライブ音楽の規模はバブル期辺りを絶頂として衰退のグラフを描き続けています。自分はその頃の世界を体感としては知りませんが、映像を見る限りは平日であっても良い演者さんに恵まれていたのは事実でしょう。 逆に自分の体感で言えば20年ほど前からアマチュア音楽のライブの質は劣化の一途をたどっています。ノルマ自体は出所が不明なのですが絶頂期を迎える以前から存

ノルマ制は演者の質を担保しない

ノルマゼロのライブイベントに対して、ノルマが無くなったらしょーもない演者が増えるんじゃな…

GY.Materials
3年前
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アーティストとは常に選ばれる側でなければならない

先日777のタイムテーブルについて相談があったのでkoji兄さん(PHOENIX RISING)と飲んでたん…

GY.Materials
3年前
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見る側が立つ側に多くなったのはなぜだろう

vol.2の対談動画にて、koji兄さんが指摘されていますが、確かに見る側が立つ側に多くなった印…

GY.Materials
4年前
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ヒッチコックのサスペンスと舞台論

先日777の反省会の際に舞台論の手本になるような動画は無いかという話題になりました。各バン…

GY.Materials
4年前
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音楽家やアーティストと一口に言っても、作詞、作曲家と実演家は全く別の職業

まとめ根本的な話ではあるのですが、自分は芸術が死ぬほど嫌いで、同じぐらい音楽好きの人が…

GY.Materials
4年前
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海原雄山は言いました「料理は技法に走ったら駄目」「人の心を感動させる事が出来るの…

まとめ美味しんぼ自体の方程式には時折疑問が出る事は有りますが、今回言いたい内容としては…

GY.Materials
4年前
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メトロノームの登場により失われた概念

まとめ別にテンポは一定である必要は無いんですよね。早くしたり遅くしたり、そういう変化は曲に幅を持たせるものですし、表現としても非常に重要なポイントでもあります。 いくつか危惧するポイントなのですが、メトロノームによって一定のテンポがやたらと評価されるようになったことにより、解釈により遅くしたい所や早くしたい所が否定され機械的な無感情なものが評価されやすくなっていないかと思う時が有ります。これは明らかに間違いで、同時に演者の評価ポイントと見る側の評価ポイントがズレている典型