見出し画像

ちょこっと経営学 価格交渉時の心得「価格弾力性とスイッチング・コスト」

皆さん、こんにちは。ちょこっと経営学のGyakkonです。
ちょこっと経営学では、これまで、さまざまな分野で営業を経験し、現在、サラリーマンとして、生産性を向上させることにしか興味の無いGyakkonが、現場の中で経験した経営学のロジックを事例として紹介していきます。

今回は、価格弾力性とスイッチング・コストについて、Gyakkonの価格交渉時の心境とともにご紹介します。

価格弾力性とは、ある製品の価格変動によって、その製品の需要や供給が変化する度合いを示す数値のことを言います。需要の変化率/価格の変化率の絶対値で表されます。

下の図のように価格が下がれば下がるほど需要が増えれば、価格弾力性が高いということになります。逆に価格が下がっても、それほど需要が増えなければ、価格弾力性は低いということになります。

例えば、ある製品の価格を10%値上げしたときに、需要が5%減少したとすると、この場合の価格弾力性は0.5となります。

価格弾力性とスイッチング・コストは大きな関係性を持っています。スイッチング・コストとは、利用している製品・サービスから別の製品・サービスに切り替える際に負担しなければならない金銭的・物理的・心理的なコストのことを言います。

これまで使用してたアプリから、違う同等アプリに使用を変える時、もし、違う同等アプリが全然違う使い方であった場合、面倒くさいですよね。ましてや、有料だとすると、アプリ代だけでなく、時間やストレスがかかったりと、大して変わらない機能の場合は、変えるのを留まる場合だってあります。この場合は、スイッチング・コストが大きいということになります。

では、Gyakkonの価格弾力性とスイッチング・コストの活用例は動画から。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?