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ちょこっと経営学 顧客のコストを意識する「タイムベース戦略」

皆さん、こんにちは。ちょこっと経営学のGyakkonです。
ちょこっと経営学では、サラリーマンであり、生産性を向上させることにしか興味の無いGyakkonが、現場の中で経験した経営学のロジックを事例として紹介していきます。

今回はタイムベース戦略です。タイムベース戦略は、1980年代にボストンコンサルティンググループが提唱しました。。「コスト」や「品質」以外にも第三の競争の軸として「時間」も競争力を生み出す源泉となるとしたのです。

日米自動車企業の開発・生産体制を比較し、日本企業の強さはリードタイム短縮によるユーザーニーズの早期充足であるとして提唱しました。
従来型の競争は、低価格化戦略や差別化戦略などに代表されるように、顧客ニーズに応える商材と品質、コストによって競争優位を築こうとしてきたのに対し、これらの要素に加えて時間短縮による利便性も競争優位の源泉となりうることを訴えています。

代表的なモデルには宅配ピザ、Amazonのような高度物流機能を備えた企業があげられます。ベネフィットのうち、時間と価格を消費者は天秤にかけて選択を行なうため、あまり大きくすると優位性を失う可能性があるということです。

では、Gyakkonのタイムベース競争戦略の考えを基にした体験は動画から。


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