【MTG】第7期関西帝王戦 【パウパー】
この記事はMagic : the Gathering(以下マジック)に関するものです。
今回は、第7期関西帝王戦パウパーの参戦録です。
■あいさつ
パウパーの話をnoteでするのは2020年10月以来となりました。バーンで始めたパウパーでしたが、ネオ神河以降はほとんどボロスシンセサイザーを回してました。
しかし、ここ数年はヴィンテージ、スタンダード、レガシーとごちゃごちゃやってるせいで今月再開するまでパウパーはほぼ1年半ほど大会ブランクができてました。
今回の帝王戦はほぼぶっつけ本番での挑戦でしたが、幸運にもトップ8まで残ることができたので、プレイの見直しもかねてnoteを残しておこうと思います( ˘ω˘ )
▼デッキ
// メインボード
14 山
4 大焼炉
4 ヴォルダーレンの美食家
4 ゴブリンの爆風走り
4 ゴブリンの墓荒らし
4 ゴブリンの奇襲隊
2 無謀なる従僕
2 ジンジャーブルート
4 稲妻
1 火炎破
4 発火器具
4 実験統合機
4 カルドーサの再誕
2 ゴブリンの手投げ弾
3 稲妻の連鎖
// サイドボード
3 ゴリラのシャーマン
3 紅蓮破
3 祭典壊し
2 包囲破砕
1 火の中へ投げ捨てる
1 電謀
2 大祖始の遺産
■対戦レポート
参加者43人スイスドロー6回戦
R1 vs グルール続唱ランプ
G1:先手
《大焼炉》《ゴブリンの墓荒らし》スタート。速攻をしかける判断で《東屋のドルイド》を除去せずプレイヤーに《稲妻の連鎖》。相手ライフ残り7で《気前のよいエント》。返すターン、《稲妻の連鎖》のあとゴブリントークン4体が抜けるフルパン。相手ブロック後、落とし後トークンと土地で食物を起動したところに《火炎破》で削り切り。手札を全て使い切った勝ちだった。
G2:先手1マリ、相手1マリ
《乗り込み部隊》と《のたうつ蛹》で10点くらう。こちら残り6までくるも、火力ですこしずつ削って最後は《ゴブリンの手投げ弾》、《発火器具》で勝ち。
・所感
デッキ構築時に晴れる屋に掲載されているリストを見たが、多くのカルドーサレッドのサイドボードに《倒壊》が入ってる理由がよくわからず、「持ってないし、まあいいか」と思っていた。しかし、このラウンドで《繁茂》《楽園の拡散》が貼られまくる《森》を見て、「ああ、こういうことか」と理解した。
R2 vs ブラッドバーン
G1:後手2マリ
2マリから2ランドキープしたあとマナフラしてライフ残り12-17の時点で手札が《山》《山》《大焼炉》になったので投了。
G2:先手、相手1マリ
3t目《カルドーサの再誕》《ゴブリンの奇襲隊》が決まって一気に13点が除去とブロックで9点、そのまま詰めて《稲妻》《ヴォルダーレンの美食家》で削り切り。
G3:後手
1t目《爆風走り》、2t目《実験統合機》→《カルドーサの再誕》めくりでそのまま使う。3t目再び《実験統合機》《カルドーサの再誕》めくり。4t目《奇襲隊》で18点アタック。相手《吸血鬼の口づけ》で2点ドレインしてライフ19、残り1点。《手投げ弾》《美食家》《稲妻》の手札を見せて勝ち。
・所感
G1の1t目、お互いに《大焼炉》《美食家》の鏡打ちだったのでミラーマッチかと思ったらドレインされた。
G3のめくりが強すぎたので相性とか関係なかったが、どちらかと言うと不利要素が結構あると思う。この勝ちは運が良かったと思う。
R3 vs 青単テラー
G1:後手、相手1マリ
かなり強いハンドを1ランドキープ。《カルドーサの再誕》で詰めて相手ライフ11、《トレイリアの恐怖》2体でブロック体制とられたところに《ゴブリンの手投げ弾》*2、《稲妻》で13点。
G2:後手
相手1t目《デルバー》、即変身。こちら土地が2枚で止まって動きづらく、そのまま軽快に詰められて、地上を《トレイリアの恐怖》に止められて負け。
G3:先手
G1と同じぐらい強い1ランドキープをして今度は土地を全く引かず負け。
1t目《美食家》2t目《カルドーサの再誕》として手札には《奇襲隊》が2枚あったので5t目までに2枚目を引けてれば勝てそうな展開だったが、引いたときには《つぶやく神秘家》が鳥を作り出してた。
・所感
相性的には有利かなと思う。
1ランドキープは難しい。
R4 vs ジェスカイブリンク
G1:先手
3t目に1/1が2体から《奇襲隊》で6点入れて11点。相手メインから《ブレス攻撃》で盤面流される。
最後は《手投げ弾》と《美食家》で勝ち。
G2:後手1マリ
《ブレス攻撃》で流されて《つぶやく神秘家》で蓋されて負け。マナフラしたのもダメだった。
G3:先手
相手ライフを11まで詰めて《ブレス攻撃》。《カルドーサの再誕》して《ブレス攻撃》。相手ライフ6に《稲妻》。しかしクリーチャーで盤面を固められて《熟考漂い》も出てきて殴り始める。こちらのエンドに《熟考漂い》に《儚い存在》を打たれたところの《稲妻》が通ってジャスト。
・所感
メイン《ブレス攻撃》は効いた。《つぶやく神秘家》や《ボーラスの占い師》でかなり盤面を止められたので、《ジンジャーブルート》の1点は地味ながらにいいクロックになった。
R5 vs 白単ウィニー
G1:先手
1t、2t目順調に展開して3t目に《カルドーサの再誕》《ゴブリンの奇襲隊》で一気に14点アタック。ブロックと《スレイベンの魔除け》で2体減って10点。そのまま押し切り勝ち。
G2:後手
《コーの空漁師》で止められつつ、《金切るときの声》展開からの《護衛の誓約》で一気に削られてそのまま飛行を止められず負け。《孤独な宣教師》を2体出されたのもきつかったが、《虹色の断片》を構え続けられて攻めきれず。
G3:先手
《大焼炉》《ゴブリンの墓荒らし》スタート。相手ライフ7から《孤独な宣教師》と《ひよっこ捜査員》。こちら《ヴォルダーレンの美食家》*2と《ゴブリンの墓荒らし》で、《美食家》2体のみでアタック。1点通って残り10。
相手フルタップでクリーチャー展開して《民兵のラッパ手》。ETBで《孤独な宣教師》を手札に。
相手土地フルタップで墓地に《虹色の断片》なし。こちらの手札は《稲妻》《火炎破》で3点火力を引けば《宣教師》が出る前に削り切れるところ、ドローは《カルドーサの再誕》、これを血トークンで変えて《ジンジャー》、これも血で変えて《稲妻の連鎖》をドロー!しかし起きてる土地が1マナしかなく、打てない。
相手《宣教師》を出してライフ14、さらに展開してフルタップ。
こちらのドロー、《ゴブリンの手投げ弾》!《稲妻》《稲妻の連鎖》《火炎破》《手投げ弾》で15点!
・所感
G3はかなり熱いトップデッキだった。《ゴブリンの墓荒らし》を無駄に相打ちさせずに我慢したのがよかった。
《ときの声》と《護衛の誓約》はかなり危険な組み合わせだった。今回は《鋭い痛み》を取ってなかったので《虹色の断片》とアンタップクリーチャーだけですさまじいプレッシャーだった。
R6 vs 繁殖鱗コンボ
G1:先手1マリ
《大焼炉》《ゴブリンの墓荒らし》スタート。相手ライフ11に《稲妻の連鎖》《手投げ弾》で残り3。《邪悪鳴らし》のトークンがある状態で《繁殖鱗》《サディスト的喜び》の無限マナ無限パワーから《殺し》でこちらのクリーチャーを1体除去。返しに《手投げ弾》で勝ち。
G2:後手
1t目《発火器具》2t目《墓荒らし》2体、3t目《奇襲隊》キッカーで8点。
相手《繁殖鱗》に《シルヴォクの生命杖》を装備。こちらアタックして《墓荒らし》と相打ち。手札から《手投げ弾》2枚で10点勝ち。
4t目のアタックは間違いだった。手札に《手投げ弾》が2枚あり相手の土地はフルタップだったのでそのまま打つべきだった。無用なプレイをしてしまって申し訳ない。
・所感
話題のコンボを初めて見た。2枚で無限パワーになるのはかなり強そうに見える。今回はこの日一番のブン周りハンドだったが、平凡な回りだと普通にパワー負けしてたと思う。
というわけで、5-1の2位抜け( ˘ω˘ )
前回の帝王戦ヴィンテージはSE1没だったので今度は勝ちたいぞ٩( 'ω' )و、と。
SE1 vs カルドーサレッド
G1:先手2マリ
1ランドに《稲妻》*2《稲妻の連鎖》のような火力だけハンドをマリガンしたところ、似たような内容が悪化してきたので2マリして開始。
《墓荒らし》、《美食家》にトップ《墓荒らし》で序盤のクロックを作りに行くも火力を除去で使われてあまり減らせず。しかし相手も1ランドキープでゲームはゆっくりした展開になる。
《発生器具》を《カルドーサの再誕》して攻めの姿勢を継続。
お互いにクリーチャー6体のにらみ合いになり、ライフ9-6。
《稲妻》で9-3。こちら《奇襲隊》を引いたところでキッカーキャスト、3体アタックして相打ちと除去で1体通って残り1、返し《再誕》からのアタックで威迫の《爆風走り》含む5体アタックのあと《手投げ弾》で負け。
G2:先手1マリ
2t目の《再誕》で攻めようとするが、《祭典壊し》で崩されてそのまま攻勢をとれないまま負け。
・所感
ミラーマッチが全くわかってなかった。
感想戦で聞いた「自分なら後手を選ぶ」というは全くその通りだと思った。
G1は手札が土地2枚のところで《奇襲隊》を引いたので相手の数を減らすべくアタックしてしまったが、完全に失敗だった。《手投げ弾》《稲妻》の8点をケアしてライフ9点よりは減らせないとわかってたのに迂闊だった。あと、最初の《再誕》のコストを《発火器具》ではなく血トークンにしておいたほうがさらに1点削れててよかったかも知れない。
G2はミラーの知見に明らかな差があったので完敗。
仮にG3があったとしても勝てなかったと思う。
結果
というわけでSE1没_(┐「ε:)_ ヴィンテ帝王戦から1没芸人を継続(ヽ´ω`)
デッキトップが応えてくれたゲームがいくつかあったので、そこに至るまでのプレイはそれなりにうまくできたのかな、と思う。
■おわり
実はこのデッキは当日に急遽組んだものだったので、この結果は望むべくもない幸運だったと思う。
一般的なリストとは《感電破》と《火炎破》《ジンジャーブルート》が入れ替わってるが、これはミラーを考えない場合は悪くなかったと思う。
ミラーでは細かい除去が使えないことが不利に感じたのでサイドで補強するべきだった。このあたりを前哨戦なんかで試せてたら気づけたと思うので、大会参加やデッキ選択をもっと早く決めておくべきだった(´・ω・`)。
前日に「《黒死病》がつよい!」とか言って思いつきの《黒死病》コントロール回してる場合じゃなかった。しかも親和相手に絶望的だったし。
個人的には《実験統合機》を《きらめく鷹》《コーの空漁師》で戻す動きが好きなので、次はそっちを使いたい。
それでは対戦ありがとうございました。
次はSE2に進めるようにがんばります。
よいパウパーライフを٩( 'ω' )و
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