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浦100通信#6 佐伯市観光協会 藤原容子さん 

全国の浦好きの皆さんこんにちは。大分県佐伯市観光協会です。浦100のプロジェクトもスタートして4ヵ月あまり。最近、嬉しいことがありました!工事現場でも浦100の理念に賛同してくださった業者さんが、浦100のロゴとグラフィックデザインを壁に掲載してくれたのです。

人よりもビッグサイズ!
殺風景な場所に彩りが

観光に直接関係がないところでも、協力の輪が広がってきているのは、とてもありがたいことです。今回は、佐伯市観光協会でおよそ1年間かけて浦100の立ち上げを準備してきた藤原容子さんにお話しを伺います。

佐伯市観光協会の藤原容子さん

自己紹介をお願いします。

佐伯市観光協会の藤原容子です。佐伯市生まれ、佐伯市育ちで高校卒業後に福岡市に出ました。福岡市では体のケアに関わる仕事をしていたのですが、佐伯市に帰って仕事をしたいと思っていた時に観光協会の募集があって応募しました。そこで知らなかった佐伯市の魅力にも触れながら勉強しているところです。

いま、どっぷり佐伯にハマっているそうですね?

若い頃は「佐伯は不便だな」と思うところもあって外に出ました。今思えば良い所を知らないまま出ちゃったんですね。もう今は、人が多い所にはいけないです(笑)。出張で関東や関西に行くのですが、ぐったり疲れて「早く佐伯に帰りたい」と思うことも。週末に気楽に自然体験ができますし、知らないおじちゃんおばちゃんでもすごく気さくで安心感があります。全然気を遣わずに、思ったことを言ってくれる。

「とにかく、佐伯の人は遠慮がありません」

ここまでコンセプトづくりに時間をかけたことはなかった

これまでは1つのキャンペーンをやって終わり、ということが多かったですが、ゆっくり時間をかけて丁寧にやれたのは貴重な体験でした。9月にヒラメの養殖場に行ったときに、代表の方が「このまま次の世代に仕事を残せるかが不安だ」という話をしていて、「次の世代やその次の世代はどうなっているんだろう」と課題を肌で感じました。観光協会の仕事は地域にある素材を持って行って売り出す、営業するということが仕事なのですが、その素材をつくりだす方々の思いを深く知り、つながることがとても大事だと学びました。

何度も対話を重ねました

「自然の循環」に着目することに

ここまで大々的に自然の循環を訴えたことはありませんでした。観光協会の仕事はこれまでは地域の素材をピックアップしてお客さんに売り出すという形だったのですが、今回自然の循環が出て「それはそうだよね」と思い、しっくりきました。

そして、プロジェクト名は「浦100」に

とてもしっくりきました。佐伯市は九州で一番広い自治体なんですが、その面積の9割が森林です。海だけではなく山、川、人がつながっているというしっくりした形になったと思います。

テレビ局から浦100の取材を受ける藤原さん

「100年後も人の営みが豊かな浦を残すための100のアクション」を目標に掲げていますが、どのようなことをやれたらいいと思いますか?

「佐伯市のおもしろい人100人図鑑」のようなものが将来できればいいと思います。マップにも、そういう人と出会うポイントをつくることができたらいいなと。「この人はレア度が何度で、ここに行けば会える可能性が高いかも」のようなもの。その人がやっているコトやサービスを体験するようなイメージですね。

よろしくお願いします!


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