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天皇賞(秋)

【コース分析】

1コーナー奥のポケットからスタートし、2コーナーまでの距離はおよそ130m。多頭数の外枠は不利となる。 毎年天皇賞秋は、上がり最速馬が活躍中。

【データ分析】

秋の古馬中距離GⅠロードの開幕戦!
秋競馬の目玉である古馬中距離GⅠ戦線の第一弾。1988年から1999年まで1番人気が12連敗して「荒れるGⅠ」とも言われていたが、ここ5年は1番人気が4勝を挙げる「堅いGⅠ」になっている。今年も堅く収まるのか、それとも波乱が起こるのか。過去10年のデータから好走馬の傾向を洗い出してみた。


やはりGⅠ優勝経験のある馬が強い!
天皇賞(秋)で重要なのはGⅠ実績。既にGⅠ優勝経験があった馬の3着内率が30%近くあるのに対し、GⅠ未勝利馬の3着内率は12.3%にとどまっている。近年はこの傾向がさらに強まっており、2015年から昨年までGⅠ馬が5年連続優勝中で、昨年は3着以内をGⅠ馬が独占した。馬券の軸はGⅠホースから選びたい。GⅠ未勝利馬は相手候補までと言えそうで、その中でも6歳以上のGⅠ未勝利馬は1頭も馬券に絡んでおらずデータ的には軽視したい。

中心は前走GⅠ組とGⅡ3着以内組!
前走別成績を調べると、前走がGⅢ、オープン特別、地方・海外のレースだった馬は3着以内に入っていないため、馬券対象からは外しやすい。前走がGⅡだった馬も、3着以内に入っていたか、4着以下に敗れていたかで成績が大きく違っている。馬券対象は前走がGⅠだった馬、もしくはGⅡで3着以内だった馬の中から選びたい。

馬体増の馬は勝率が低い!
ここを秋の目標にしてきた馬と、ジャパンカップや有馬記念も見据えた馬が交錯するのが、天皇賞(秋)の特徴である。馬の状態や、仕上がりを数値で示すのは難しいが、馬体重の前走比にその一端が垣間見えるときもある。表にあるように、当日の馬体重がプラスだった馬は、マイナスや増減なしの馬に対して勝率がかなり低い。パドック気配と合わせて馬体重の増減にも注目したい。

【血統分析】

☆キングカメハメハ(ミスプロ系)の系統が3連勝中です。
※今年の登録馬ではカイザーミノル・ムイトオブリガード・ユーキャンスマイルが該当します。


☆ディープインパクト産駒(サンデーサイレンス系)は良馬場で行われた2013年~2016年、2018年~2020年に連対しています。
良馬場ではやはり要注目の血統です。
ただ、近年勝ち切れていないことは気になりますね。
※今年の登録馬ではカデナ・カレンブーケドール・グランアレグリア・コントレイル・ポタジェ・ワールドプレミアがディープインパクト産駒(サンデーサイレンス系)です。


☆ヴァイスリージェント系・ノーザンテースト・ダンチヒ系など、スピードのあるノーザンダンサー系(大系統)を持つ馬がよく走っています。

☆東京重賞実績はやはりあった方が心強いですね。


【予想発表】

◎グランアレグリア

○とどっちを本命にしようか迷っていましたが、枠が出て、確信しました。今回はグランアレグリア本命でいきます。大きな理由は3つです。

1つ目は、陣営の意向。他の2頭に比べてもグランアレグリアはここを目標に夏を越してきた。エフフォーリアはJC目標、コントレイルはJCか有馬を使って引退と天皇賞秋を目標にしていないことが陣営のコメントを聞いてもわかる。グランアレグリアはここを目標に仕上げて来たことが最大の勝利に近い理由だ。


2つ目は、展開面からの有利な枠。展開予想は、ポタジェ、トーセンスーリヤが前でレースを引っ張る。その後ろにコントレイル、エフフォーリヤが良いポジションでついて行く形になると思う。

グランアレグリアは、その二頭の出方を見ながら、マークを外さないようにしてポジションをコントロールできることが最大の有利ポイントである。

私の予想だと、コントレイルは最後の爆発的な足があるので前目につけるために足を使って、最後垂れる競馬をするのが最も最悪なパターンなので、無理にはついていかない中段のポジションで競馬したいと思う。

なので、エフフォーリアの後ろにつくことになると思う。グランアレグリア(というかルメール)は、そのどちらか(ペースを見て適している方)にマークをつけながら良い位置でレースを運べる可能性が高い。

そして、最後の直線でグランアレグリアが伸びてくるのが1番イメージできるからという理由です。


3つ目は、鞍上ルメール。天皇賞秋3連勝中。騎手の中でダントツトップの東京芝の成績。コースを知り尽くしており、展開からの動きだし、最後の長い直線でも焦らずにベストなタイミングまで我慢できる腕前。さすがです。


○エフフォーリア


この馬の最大の強さは、無尽蔵のスタミナ。前走は、鞍上のクソ騎乗(武史談)で無茶苦茶な競馬だったが、最後伸びて二着。ルメールが乗ってたら3馬身差はついていたきがする…笑

今回は、武史も反省しているし、なんといっても今年の流行り男!ノッてる男!前回の過ちは繰り返さないと予想。

レース的には、グランアレグリアとコントレイルよりも前で競馬をして、最後も粘っていく競馬が理想と感じる。ポタジェかトーセンスーリアが4コーナーまでトップで粘ってくれないとこの馬は厳しい。それにプラス、

エフフォーリアは、経験がまだまだ浅く、グランアレグリアや他馬の横からのプレッシャーを気にしないで淡々とレースを運ぶのは厳しいと判断し、対抗の評価です。


△ユーキャンスマイル

三着狙いの騎乗をして欲しい。後ろから最後刺すだけ。

△ワールドプレミア

ユーキャンスマイルと同じ。


△ポタジェ

前で粘って三着まで来れるかどうか…

△ヒシイグアス

全走馬券内のノッてる馬。外枠出なかったら対抗の評価をしていたが、外の枠からいつもの先団に取り付けるまでに足を使ってしまい、最後垂れること間違いなし。このメンバーでこの枠は致命傷。しかし、三着狙いで、後ろのポジションから末脚炸裂させたらワンチャンありそう。

買い方は、

5.9-5.9-4.7.14.15.16     三連単10点

1.9-1.9-4.7.14.15.16     三連単10点

各500円づつ  total1万円で勝負!




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