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エルドレイン︰アクロス・ザ・レッドバース

1.告知~デッキ構築赤単杯の開催が告知されたのが12月23日。 当初、私は最初参加するつもりは全くなかった。 だって赤でしょ? 赤みたいな単純で粗暴な色なんて、思考と静寂をモットーとする青使いからすれば、全然興味をそそられない。赤いカードなんてせいぜい紅蓮破とミンブーくらい使えればいいのだ。 だか、あるカードを思い出して話が変わる。 ずいぶん姿形が変わってしまったが、砕骨の巨人は獣群の呼び声の血を引いている。ミドルスクールでお世話になった相棒の子孫がいるなら参加せざる

    • ミドルにおける多色コントロールの探索【後編】

      5R かしさん 補充 現状2ー1-1だが何故か配信卓に呼ばれる。 私「配信卓ってもっと上位の対戦を映すんだと思ってました~」 でんちゅうさん「このあたり(5R)あたりだと、上位卓はIDすることが多いんですよね~。配信始まってIDされると寒いから、一番上の方は避けてます」 そういう理由なんだ! かしさんとは初対戦。声がめっちゃ性格良さそうな感じでうらやましい。 ・1G かしさんが2マリガン。「いやあ、今日はダメですね~」と悲痛な叫び。とはいえ補充にはさっきボコボコにされたので内

      • ミドルにおける多色コントロールの探索【中編】

        さて、そんなこんなで迎えた名作杯当日。 一時間半前にログインしてダベッていると明かされる衝撃の事実。 「M&Sさんは関西の人」 なんで関西の人が晴れる屋吉祥寺や秋葉原のミドルのメタゲーム分析をしてるの??? 1R なごみんさん 黒単ハンデス 名前聞いたことあるような・・・この人誰だっけ・・・と思っていたら、沼を出されて、「あ、ファイレクシアの人だ!」ってなりました。 ・1G 象トークンでビートしていたら、《罠の橋》置かれて「んんっ」って感じ。ここで致命的なプレイミス。私の

        • ミドルにおける多色コントロールの探索【前編】

          資格試験も終わって名作杯に参加を決めた9月末。 さてさて、ミドルスクールはやったことないけど、デッキをどうしようか? まず最初に思いついたのは緑黒ブレイズ。 《陰謀団の先手ブレイズ》《絡みつく鉄線》で相手を縛り上げる好みのデッキだが、同じように脳内構築で作って大失敗したインベ杯のマシーンヘッドを思い出し断念。8マナクリにした場合、終盤で押し寄せるマナクリにムカつきまくるのは性格上間違いがない。 次に思いついたのはコントロールの大本命とも言えるランドスティル。しかしこのデ

        エルドレイン︰アクロス・ザ・レッドバース

          消えたThe Deckの謎

          1.はじめに MTGの長い歴史を見渡しても、The Deckほど伝説のヴェールに包まれたデッキはそうないだろう。曰く、「カード・アドバンテージの概念の体現」「最古のコントロールデッキ」。  黎明期のMTG(あるいはカードゲーム)が、クリーチャーを出しあい、ライフを削りあう戦いだったとするならば、コントロールという概念を生み出したこのデッキの歴史的な意義は極めて大きく、その名声は、誕生から四半世紀が経った今でもいささかも衰えることはない。  さて、このThe Deck、実は

          消えたThe Deckの謎

          カヴーをめぐる冒険

           Gwendlynと申します。限築杯お疲れ様でした。  Twitterで旧枠加工カードを使ってせっせと与太デッキばかり組んでました。調子に乗ってすみません。  駄文をお見せするのも恥ずかしく、文章を書くのを躊躇っておりましたが、不完全な部品を組み合わせて、完全な機械を作ることも可能かと思い直し、書き残しておこうと思います。 1 デッキ選択 参加を決め、思い悩むのは、何のデッキを使うか。  自分の性格を考えれば、最も向いているのはドロマーコントロール。しかし、これは伊万里勢

          カヴーをめぐる冒険