見出し画像

ミドルにおける多色コントロールの探索【後編】

5R かしさん 補充
現状2ー1-1だが何故か配信卓に呼ばれる。
私「配信卓ってもっと上位の対戦を映すんだと思ってました~」
でんちゅうさん「このあたり(5R)あたりだと、上位卓はIDすることが多いんですよね~。配信始まってIDされると寒いから、一番上の方は避けてます」
そういう理由なんだ!
かしさんとは初対戦。声がめっちゃ性格良さそうな感じでうらやましい。
・1G
かしさんが2マリガン。「いやあ、今日はダメですね~」と悲痛な叫び。とはいえ補充にはさっきボコボコにされたので内心ビビってた。
ゲーム自体は2マリが響いて《調律》が有効活用できず、象ビートで勝ち。
・2G
3ターン目に《獣群の呼び声》したら手札を聞かれたので、「6枚ですね」と答えたら「多いですね~」と言われる。いやまあホントに象出してフラッシュバックしてるだけですからねこのデッキ・・・
実戦は《パララクスの潮流》をカウンターし損ねたものの、それが致命傷にならなかったのが幸運だった。《オパールの輝き》×2を《アクローマの復讐》で吹っ飛ばし、《トーモッドの墓所》を置いて後続を絶って勝利。

意外にいろんな人から「効果なんですか?」と聞かれたカード

結果 ○○
ラッキーパンチが入った感じ。

さて、ここまで3-1-1の8位。しかし最後はIDできないので、ガチるしかない。
6R 4oung8ryo444さん 青赤ランドスティル
4oung8ryo444さんとは旧作杯での対戦以来2回目。その時のデッキは青赤バーン。そこで今回も嫌な予感がしていたが・・・
・1G
ダイスで負けて後攻。先手2ターン目の4oungさんの一手は・・・
《行き詰まり》!
気分的にはこの時点で投了したかった。長引いても勝ち筋は増えないので、無視して《獣群の呼び声》したが、引いたカードで《意志の力》される。そのあとグダグダするけどキレイに捌かれて負け。
・2G
ひたすらグダグダしたけど、最後は《獣群の呼び声》をフラッシュバックまで全部使い切り、《賛美されし天使》も撃ち落された時点で勝ち筋がなくなったので投了。

対戦しててこのカードめっちゃオシャレだと思った

結果 ✖✖
最後に当たったらいけないところに当たってしまった感じ。

最終結果 3-2-1 10P 13位
最後勝てばSEだっただけに惜しかったような気もするが、実力と経験値の差を考えれば望外の結果と言えるでしょう。

【デッキについての振り返り】
「最近のミドルスクールはクロックパーミッションが全盛・・・」というレポートを信じて堅めのコントロールを作ってきたのだが、6戦中5戦がノンクリデッキだったので、そういう意味ではあまりデッキの真価を発揮できなかった気はする。それでも勝たせてくれたのは個々のカードの地力が高かったからだろう。
大会中は「マッドネスやザ・ロックや部族デッキはどこに行ったの???」って感じだったが、予選1位・2位はマッドネス・スレッショルドだし、5位・8位は赤単バーン(厳密にはちょっと違うけど)だったので、単純にあたり運が偏っていただけだったようだ。
3位・6位がランドスティル、4位・7位が補充なので、そうした有力デッキへのガードを上げきらなかったことが今回の反省点といえる。

再掲

以下個人的なカード活躍度と評価
・《剣を鋤に》★★★ 歴代最強の除去はミドルでも当然最強。今回はノンクリデッキとの対戦が多かったので、あまり活躍できなかった
・《蓄積した知識》★★★ 1枚目が弱いこと以外は強いドロースペル。好みはわかれる気がする。私は《衝動》より好き。
・《対抗呪文》★★★★ なんだかんだでやっぱり頼れるカウンター。
・《花の壁》★★ 強いといえば強いが、《剣を鋤に》と同じで相手を選ぶ。梟やコアトルと違ってクロックにならない点が微妙。
・《火+氷》★★★★ 《衝動》との比較だが、盤面に触れられる点を評価して採用。先手2ターン目のアップキープに打つと気分的には《Time Walk》。すごく強い場面もあんまりないが、ダメな場面もない。
・《獣群の呼び声》★★★★★ このカードのために作ったデッキだし当然の★5。ずっと象作ってるだけだった。強さレベルとしてはオーコとウーロを足して3で割ったような感じ。ミドルだとぶっちゃけむちゃツヨだと思うが、その割にそんなに使われていない気がする。
・《吸収》★★★ 結構2点ペインで食らいながら3点回復してた気もする。確定カウンターであること自体は強いので、《禁止》でもよかったかもしれない。
・《賛美されし天使》★★ ちょっと後悔枠。今回のマッチで賛美天でなければ勝てないマッチは1つもなかった。アグロに対して強いが、コンボやコントロールに対してはインスタントかつ打ち消せない《正義の命令》の方が圧倒的に強い。《行き詰まり》を採用していないことが《正義の命令》を見送った理由だが、単体でも十分な性能であることに気づくべきだった。
・《嘘か真か》★★★★★ やっぱり超強かったドロースペル。なんでインベ杯で使わなかったんだろう?5枚に《従軍の呼び声》が絡んで大会中3回くらい「うわ、きっつ・・・」と言われたので大体満足です。
・《意志の力》★★★★ 大体いつも強かったカウンター。3ターン目に《対抗呪文》や《吸収》を構えられる場合でも、象を出せるときは象を出して《意志の力》してるほうが強いと思う(相手のデッキにもよるが)。
・《大闘技場》&《反射池》★★★★★ めちゃくちゃ嘘くさいマナベース。でも大会を通して一度も土地事故起こさなかったので、かなりいい感じだった(相手が不毛を使ってこなかったことが大きい)。《反射池》が特に重要で、引けないとペインランドのダメージで死ぬ。

・サイドボード ★★★★ サイドから《紅蓮破》を取れるのはかなりの強みだと感じたし、《アクローマの復讐》は重いが打開力が凄いので結構よかった。一方、当たりの関係で《水流破》《青霊破》《たい肥》《紅蓮地獄》あたりはほとんど使わなかった。補充がやはり強敵という感じがしたので、《トーモッドの墓所》や《沈黙のオーラ》《無効》と入れ替えてもいいかもしれない。

今回を踏まえて次回の大会に出るならばメインの《花の壁》1枚と《賛美されし天使》2枚を《正義の命令》3枚に変えてサイドをイジるくらいだろうか。

別に最強デッキとかでは全然ないが、割と扱いやすいし、象もたくさん出せて楽しいので、こういうコントロールデッキも悪くなかったよ、ということで終わらせていただきます。

最後になりますが、添削さんはじめ運営スタッフの皆様、参加者の皆様、ありがとうございました!
ミドルはめちゃ楽しかったので、今後も続けていきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?