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【読書】ジェイムズ・P・ホーガンの 星を継ぐもの

読書レポート455

星を継ぐもの
ジェイムズ・P・ホーガン
1980年5月22日発行

良いSF小説だ
ホモサピエンスへの進化過程でのミッシングリンク
壮大な宇宙開発への取り組み
月で見つかった5万年前の人間の遺体を発端に、科学者が調査を進める
ルミナリアンのチャーリーと名付けられた
火星と木星の間にあったミネルヴァという星で人類は進化を遂げたとする
月は5万年前までミネルヴァの月だった
地球上のどの生き物よりも攻撃性の強い人類は戦争の末にミネルヴァも破壊してしまった
月は軌道を無くし太陽に向かって落ちてゆく間に地球の軌道に捕まり地球の月となった
この考えを科学者ハントに与えたのは木星の惑星ガニメデで発見された2500万年前の宇宙船と、そこに積まれていたトリフォドンなどの古代生物だった
脊椎動物をミネルヴァに運び移植した宇宙人がいたということだった
しっかりとした描写と広い角度からの視点で興味を掻き立ててくれた

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