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【読書】浜田文人の 捌き屋 を読む

捌き屋  行って来い
浜田文人
2020年5月20日発行

少しは楽しんだ
企業のトラブル処理を請け負う一匹狼  捌き屋
ゼネコンとその下請け建設業者のトラブルだ
建設業界ビジネスマンの目を引きつける著者のシリーズ作品
大阪万博の施工を受注したのは実際には、大林組JV、竹中工務店JV、清水建設JVの3社だが、小説では地元地盤の建設会社も初めて受注したという設定だ
この建設会社が長い付き合いの下請け企業に契約解除の通知を送ってきた
下請け企業から、契約解除を取り消してもらいたいというのが依頼内容だ
現場がからむ業界で関西といえば神戸本拠の暴力団組織が確実に絡んでくる
捌き屋が使う調査会社も、元公安、警察出身者で固めるメンバーだ
大阪市が入札した土地が相当安い価格で医療法人に落札された案件が大阪市役所とゼネコン幹部との不正入札だった事が、依頼を完遂させる突破口になった
暴力団同士の抗争の中で解決する
学校法人の不正入札問題は国会であれだけ騒いだのに未だに闇に隠されたままだ
まだ小説の方がスッキリする

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