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マリカ・コロイベテ、ブレディスローカップ出場可能へ。

ワラビーズのウイング、マリカ・コロイベテは、ハイタックルの疑いによる出場停止を免れ、ブレディスローカップとラグビーチャンピオンシップに出場可能となりました。

コロイベテは、ブリスベンで行われたフランス代表とのサードテストマッチの開始早々にフランス代表キャプテンのアンソニー・ジェロンチへのタックルでレッドカードを提示され、物議を醸した後、月曜日の夜にワールドラグビーの司法委員会に出席し、危険なタックルの罪と戦うことになりました。

試合後、ワラビーズのデイブ・レニーHCは、ジェロンチのタックルを「ひどくやりすぎた」と感じたと述べていました。

ニュージーランドのヘレン・モーガン氏が議長を務め、元選手のマイク・ミカ氏とクリス・スミス氏がサポートした独立委員会は、複数の放送映像アングルや選手と代理人からの提出物など、入手可能なすべての証拠を検討した結果、コロイベテの無罪が認めにられました。

「マリカ・コロイベテは、技術的にレッドカードに値する反則行為を行ったことを認めました」と、SANZAARは声明を発表しました。

「すべての証拠を検討した結果、委員会は、試合開始から5分後、フランスのルースフォワードであるアンソニー・ジェロンチに対するマリカ・コロイベテのタックルは、最初は肩と肩が接触していたと判断しました」

「そして、その後の衝撃で、コロイベテが胸や首に接触したのは偶発的なものであった」

「したがって、ワールドラグビーの「ヘッドコンタクトプロセス」は、緩和要因により満たされず、反則行為は二次的なものとなりました」

「以上の理由から、委員会はレッドカードを支持せず、選手は直ちに再びプレーすることができます」

これによりコロイベテは、8月7日にイーデンパークで行われるブレディスローカップシリーズ及び、ラグビーチャンピオンシップの第1戦でオールブラックスと対戦するため、プレーが可能となりました。


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