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練習でのケガにより、ハミッシュ・ワトソンがライオンズの対日本戦を欠場。

スコットランド代表のバックロー、ハミッシュ・ワトソンは、今週半ばにチャネル諸島の拠点であるジャージーでウォーレン・ガットランドHCが行ったメディカルアップデートの結果、出発前夜にエジンバラで行われるライオンズの日本戦を欠場することになりました。2021年ギネス・シックス・ネーションズの最優秀選手であるワトソンは、火曜日にマレーフィールドで行われる日本戦で、アイルランド人6名、ウェールズ人5名、スコットランド人4名からなるXVで先発することが決定していました。

しかし、ワトソンがいなくなり、当初のマッチデイ23に選ばれなかったジャスティン・ティプリックが加わったことで、スコットランド代表は3人に、ウェールズ代表は6人になり、アイルランドと同じように1950年以来、ライオンズの先発イングランド人選手がいない試合となりました。

水曜日の午後に発表されたライオンズのメディアリリースには、次のように書かれています。「今週土曜日にBTマレーフィールド・スタジアムで行われるボーダフォン・ライオンズ1888カップの日本戦では、ハミッシュ・ワトソン(スコットランド・エディンバラ)に代わり、ジャスティン・ティプリック(ウェールズ・オスプリーズ)が先発メンバーに選ばれました。このスコットランド人ルースフォワードは、昨日(火曜日)のトレーニングで脳震盪を起こし、段階的な復帰プロトコルを開始する予定です」

シックス・ネーションズの後、バックローのワトソンに対しては、来週南半球に到着して3テスト8試合を戦うライオンズでは、体格の良いタイプの南アフリカの選手を相手に活躍するには体が小さすぎるのではないかという批判がありました。しかし、ワトソンは4月に元ライオンズのスキッパー、サム・ウォーバートンからツアーでの活躍を期待されていました。

「ハミッシュ・ワトソンは決して小さすぎることはない」と、2013年と2017年に成功したライオンズのスキッパー、ウォーバートンは主張しました。「ジョシュ・ナヴィディはウェールズ代表として批判され、ジャスティン・ティプリックもキャリアの中で批判されてきたでしょう。最近ツイッターで言ったのですが、パワーは毎日のようにサイズに勝ります。ウォーレン・ガットランドは、シックス・ネーションズでのハミッシュ・ワトソンを見て、きっと感激したことでしょう。彼は傑出していると思いました」


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