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Cheslin Kolbe: 快適な場所から踏み出す。

今シーズンは12試合に出場し、9トライを挙げているコルビは、普段はウイングやフルバックでプレーしているが、先週末には、チームの負傷者や代表招集された選手の兼ね合いで、フライハーフでプレーした。

「先週末の試合を楽しみにしていたよ。明らかに居心地の良い場所ではないし、私にとって南アフリカの学生時代以来、10番では長い間プレーしていない」

実はコルビは昨年2月にも同じような状況で10番でプレーしており、その時はラシン92と対戦し、27-30の僅差の敗戦を喫している。

「チームの為にフィールドでパフォーマンスにプラスの影響を与えるためなら何でもいいんだ。チームが必要としてくれているところでプレーできるのは嬉しいし、先週の勝利にも満足している」

首位攻防戦となったラ・ロシェルとの対戦を14対11の僅差で勝利したトゥールーズの南アフリカのポケットロケットは、自分のトリックを隠し、非常に保守的なプレーを披露した。

「私がフライハーフでプレーすることは、チームにエッジを与えることだった。自分がチャンスを探すのではなく、周りの選手にチャンスを作るためにプレーしていた」

「フィールド上でチャンスがあれば喜んで利用するが、シンプルなゲームをしたかったし、常にアドバンテージラインを突破することを確認したかった」

「ウイングでプレーするのが好きなのは明らかだけど、チームが必要としているところでプレーするのは気にしていない。どんな機会があっても、フィールドに出て、この素晴らしいゲームをプレイし、自分に与えられた才能を表現したいだけなんだ」

しかし、顎の骨折で2ヶ月間休んでいたロマン・ナタマックがチームに戻ってきたことで、来年の2月までコルベが再び10番でプレーする機会はきっと少ないだろう。

それまでの間に27歳のコルビは、2019年ワールドカップ決勝で南アフリカがイングランドを32-12で破った時にトライを決めて以来のスプリングボクスのジャージを着ることを望んでいる。

「代表でラグビーをプレーしていない期間が長い、1年、1年半だ。今コロナと一緒に生きている状況だから、様々な決断に適応しなければならない。でも、インターナショナルラグビーが恋しいのは間違いない。スプリングボクスですぐにプレーできることを願っているよ」と語った。




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