サモアがラグビー欧州遠征を中止。

Samoa cancel rugby tour to Europe

サモアは、新型コロナの影響を考慮して、迫りつつあるラグビー欧州ツアーを中止しました。

サモアは11月にジョージア、ウルグアイ、スペイン、バーバリアンズと対戦する予定でした。

11月27日にトゥイッケナムで行われるバーバリアンズとの試合は、すでに3万枚以上のチケットが売れていました。ロンドンでは、ヨーロッパを拠点とする選手やコーチから選ばれた「マヌ・サモア・セレクション」が行われる可能性があると予想されています。

太平洋に浮かぶサモアを拠点とするチームの選手たちにとって、北への旅はあまりにも困難なものでした。

Lakapi SamoaのCEOであるFaleomavaega Vincent Fepuleaiは、「Lakapi Samoaは、キャンペーン期間中の選手と経営陣の安全を保証することができませんでした。また、政府による現在の緊急措置の状態では、ウイルスに接触してから6ヶ月以内の者の帰国が制限されています」

「これは、国境の安全を守るための大きな障害となりました。我々は、パンデミックが資源の限られた小さな国にもたらす影響と規模を受け入れています」と述べています。

ヘッドコーチのSeilala Mapusuaは、このような困難な時期にはラグビーよりも健康への配慮を優先しなければならないと述べています。

「選手、ファン、そして開催地の組合にとっては、残念であり、本当に厳しい状況です」

「ヘッドコーチとして、チームをまとめることができなければ、私たちのパフォーマンスやブランドへの評価は大きく損なわれます」

「しかし、サモアを現在新型コロナ亜種のパンデミックから守るという安全と幸福のためには、最終的には正しい判断でした」

サモアは今年初め、ニュージーランドでトンガを破り、2023年ラグビーワールドカップの出場権を獲得しました。

また、サモアの7Sチームは、ドバイで開催されるワールドラグビーセブンズシリーズへの参加を辞退しました。