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読書 中継ステーション新訳版

紹介文

創立70周年記念作品/ヒューゴー賞受賞
アメリカ中西部、ウィスコンシン州の片田舎にある一軒家――ごくふつうの農家にしか見えないその建物は、じつは銀河の星々を結ぶ中継ステーションだった。その農家で孤独に暮らす、元北軍兵士のイーノック・ウォレスは百年のあいだステーション管理人を務めてきたが、その存在を怪しむCIAが調査を開始していた……異星人たちが地球に来訪していると知っているただひとりの男の驚くべき日々を描く、ヒューゴー賞受賞作

感想

ぬるっと、読み終えられます。軸になるのは、宇宙人とその文明に一人で触れる主人公と、謎の主人公を追う人々、そして主人公のまわりに住むアメリカの田舎の隣人達。

きっと、第三次世界大戦の影が落ちていた世情なんだろうと思う。起承転結や、伏線の回収などは、予想通りといえば予想通りです。

けれど、時の流れから取り残されて、不本意ながら、地球人代表となった主人公と、そんなことは関係なしに生きていく片田舎の描写は、それほど深くもないけれど、まったくのペラペラではない考える材料は与えてくれると思う。

さらっと、読むには、良い物語だと思います。

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