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人も企業も健康に -ISO45001とは?-


ISO45001

ISO45001とは、2018年に策定された国際規格で、労働安全衛生マネジメントシステムの適切な運用を第三者機関が保証するものです。この認証を取得していると「労働環境改善の意識が高い企業である」ことを取引先等にアピールすることができます。また従業員に対しても安心して働く環境が整えられていることを示すことができ、人材採用にも効果が期待できます。
ISO45001については、こちらをご参照ください。



現状は??


適合性評価機関の認定等を行う「公益財団法人日本適合性認定協会」が公開している統計データによると、2023年4月5日時点で国内の取得組織数は245件となっており、より認知度のあるISO14001(同12,537件)やISO9001(同22,950件)と比べると、まだ少ないのが現状です。


認定取得はむずかしい?!


ISOの取得が難しいと思われているのは、「文書化等により手間が生じる」「規格の表現が難しい」「審査対応に時間を取られる」などの理由が挙げられます。しかし意外にも「こうしなければならない」といったものは少なく、基本的に通常業務の範疇で管理体制を整えておけば、取得やその後の維持も難しくなくなります。


グーンが取得した経緯

産業廃棄物処理施設には、重機や車両、大型の機械など多くの危険が潜んでいるため、労働安全に関する体制を確たるものにすることで、現場で働く作業員により安心して働いてもらい、一方で、近隣住民の方からすれば俗に言う「迷惑施設」である当社のような会社がISO45001を取得することで、お取引のある企業様に安心して当社をご利用いただきたいとの意思で、今回無事取得することができました。


グーンの取り組み事例


・ 環境・安全衛生計画の実行及び監視

各部門で立案した環境(ISO14001)や安全(ISO45001)に関する目標に対し、その進捗等を毎月の環境・安全衛生委員会で確認しております。

・ 安全活動

操業管理を担う生産本部と役員等が参加する安全パトロールに加えて、労働安全コンサルタントによる巡回及び安全に関する講話、産業医による健康等に関する講話を実施しています。

・ ヘルメット着用義務化

工場敷地内(屋外)でのヘルメット着用を義務化し、危険の根を摘む活動を強化しています。社外の方にも着用をお願いしており、貸し出しも実施しておりますので、ご来社された際は事務所にお声がけください。


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