【35】『野球漬けの高校生活』

青春を野球にかけた夏の戦いがもうすぐ始まります。

「負けて終わるのが高校野球」
ほとんどの高校球児は、高3の夏の大会に敗れて3年間の高校野球生活を終えます。

私も高3の地方大会の組み合わせ抽選会の日に、雨で室内練習をしながら、抽選会に行った主将の帰りを待っていました。

私は公立校だったので、初戦や勝ち進んだ時に対戦しそうなシード高を知り、高校野球生活の終わりが近づいていくのを感じました。

高校野球生活を振り返れば、入部して3日で部活を辞めたいと思いました。
朝6時30分に学校に行き、朝練をしてから授業を受けます。
昼休みはグラウンド整備を行うために、昼食は各授業の休み時間にとり、放課後は暗くなるまで練習し、家に着くのは毎日21時位でした。

そんな野球漬けの毎日に嫌気がさして、野球や体育会系に懲り懲りしていました。
抽選会の日は、引退後進学を目指し、ごく普通の学生生活を満喫しようと誓った日でもありました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?