【100】『暴食の日々』

心臓疾患になる前、私は食欲が旺盛でした。
特に金曜日の夜は、週にやり残した仕事を片付けて帰るため、帰宅が終電やそのひとつ前になることが常でした。
そのため、仕事をやりきった後の解放感から、食欲が異常に増していました。

具体的には、会社を出た後おにぎりを購入し、電車に乗る前にそれを食べていました。
帰宅後は、いつも通り妻が作ってくれた夕飯を食べ、食後のデザートとしてカップ麺を食べていました。
しかも、そのカップ麺は「ごつ盛り」や「スーパーカップ1.5倍」、「BIG」などの大盛りサイズで、普通サイズではありませんでした。
お腹いっぱいになるどころか、体を痛め付けるように苦しくなるまで食べることで、心が満たされ、ストレスを発散していました。

心臓疾患になった原因は特定できませんが、当時抱えていたストレスは相当なものでした。
もともと食べることが好きで、暴食に走ってしまった私は、心臓疾患には遅かれ早かれなっていたように思います。

心停止した後も救命措置のおかげで蘇生し、脳への障害も少なく生きていられることは、医者が言うように奇跡なのかもしれません。
繋いでいただいた命は大事にしていきます🙇

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?