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【適応障害日記】ごはんを食べるのが見てられない

料理が趣味です。と言ってきました

結婚してから、料理は僕の担当。
外で食べた美味しい料理を再現するのが好きで、人を招いたりしてきた。

娘が生まれてからは、離乳食を手作り。(思い返せば、かなり頑張っていた)
日々食べられるものが増えていくことがうれしかった。
初めての食材で微妙な反応をしたりすることもあるけど、それも楽しみの一つだった。

ところが。
1歳を過ぎて、自我が出てくると、これまで美味しそうに食べていたものを、突然食べなくなった。
炭水化物、タンパク質、ビタミンのバランスを考えて作っているのに、そのいくつかを食べない。
食べないだけならいいんだけど、泣く、わめく、投げる、、、

バランスの悪い食事になってしまうという不安と、自分が作ったものを投げ捨てられるショックで、食事の時間がどんどん苦痛になっていった。
食べること自体は好きなようで、好みのものだとものすごい勢いで食べるのだけど、特に魚と野菜を全然食べない。
でも、あきらめたくない。
味付けを変えたり、調理法を変えたり、、
いろいろとやってみたけど、嫌いなものは嫌いらしい。

実家の母に相談すると、
「あんたもそうやった」
と言われ、そうか。自分の娘なら、当然か。
と、妙に納得。
30数年ぶりに、母親に謝った。

投げ捨ててごめんね苦笑

頭では、そうやって理解したつもりだった。
でも、目の前の現実に心がついていかない。

今日は魚を食べさせたい。
でも、きっとまた投げ捨てられる。

そうしたら、突然すごく怖くなってきて
ご飯を食べさせるところを見たくない、と強く思った。

妻に、「ごめん。食べさせるのお願い」
とだけ言って、食卓から離れる。
真っ暗な部屋に駆け込んで、扉を閉めた。

食卓からは娘の叫び声が聞こえる。
ああ、やっぱり食べてくれない。。。

怒りとか悲しみとかふがいなさとか
いろんな感情がごちゃごちゃになって、涙が出てきた。

あんなに待ち遠しかった我が子との生活。
子育てってこんなに過酷なのか・・・
どうやってこの状態を抜け出したらいいのか、
いや、そもそも抜け出すなんて未来があるのか、、

途方に暮れる日々だった。

今日の振り返り

自分の作った食事を投げ捨てられてショックが隠せなかった自分OK!
それでも栄養のバランス考えて手作りし続けた自分すごい!!



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