Player誌1979年4月号より
今回はオキナワンロックドリフターをお休みして、ヤフオク!にて落札したPlayer誌1979年4月号にて掲載された。コンディショングリーンLive at Wiskey a go-go in L.A.について紹介いたします。
ロックとコザや沖縄ロック関連のイベント年表等で知ったコンディショングリーンアメリカ遠征。しかし、ロックとコザではかっちゃんはアメリカでの珍エピソードしか話さずアメリカでのライブの反応がどうだったのかを書いていません。
この記事は、現地のアメリカ人記者によるコンディショングリーンへの正直かつ手厳しい評価が記されていました。
執筆者はDavid Gotz氏。
コンディショングリーンのパフォーマンスの躍動感を緻密かつ生き生きと描いています。
しかし、その一方でコンディショングリーンの音楽性をかなり辛辣に、以下のように批評しています。
「彼らの音楽は陳腐でオーディエンスの興味をひき止めるにはバラエティがなさすぎる」
うわ。きっついな!と思いながらも一瞬だけ成功をおさめたものの、爪痕ひとつ残せなかった結果を知るものとしてはやはり頷けるところはあります。
コンディショングリーンのメンバーはこの記事を読み、何を思ったのでしょうか。
特に00年代後半から音楽性をジャズに舵切りしたエツーさんの胸中に何が過ったのかが気になるのです。
(文責・コサイミキ)
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