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時間には二つの種類がある。

誰にでも平等といわれるものとして「時間」がありますね。
この時間には二つの種類があるそうです。
それは、「ニュートン時間」と「ベルクソン時間」です。
ニュートン時間は、客観的なもの。つまり時計の針通り、正確で客観的な時の流れです。
一方、ベルクソン時間は、主観的なもの。人間の意識によって実際より長く感じたり短く感じたりします。楽しい遊びをしている時間はあっという間だけど、つまらない授業の時間は長く感じるというような、子どもが感じている時間とも言えますね。
また、この2つは時間の「濃度」が違うと言われます。
ニュートン時間は、一定の濃度ですが、ベルクソン時間は、濃度が濃くなったり薄くなったり変化します。
時間を忘れて没頭しているときには、ベルクソン時間の中にいるんですね。
限られた人生の時間、あっという間に過ぎてしまうのはもったいない気がしますが、没頭するということはどんな時よりも楽しんでいると言えるので、それが最も良い時間の過ごし方なのかもしれませんね。

アインシュタインはこの二つの時間を相対性理論の例えとして言っています。
「可愛い女の子と1時間一緒にいると、1分しか経っていないように思える。
でも、熱いストーブの上に1分座らせられたら、どんな1時間よりも長いはずだ。相対性とはそういうことである。」

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