ネットでの情報はどんどん埋もれていく。


長らく求人の仕事をしていて感じるのですが、ここ数年、ネット媒体による求人効果が下がってきている気がしています。
まず、求人サイトが増えました。
一つの求人にしても複数のサイトに掲載され、求人側も求職側も「いろいろありすぎてよくわらない。」という印象ではないでしょうか。

とある記事で見かけました。
地球上で生成されるデジタルデータの年間生成量は、2013年は4.4ZB(ゼタバイト)であったのに対し、2020年には10倍の44ZBに達する、とのことです。
ゼタバイト、聞きなれないですね。
ハードディスクではTB(テラバイト)という表記が比較的身近ですが、そのTBの1,000倍がPB(ペタバイト)、さらにその1,000倍がEB(エクサバイト)、その1,000倍がようやくZBだそうです。
もはやなにがなんだかわかりませんね。

わかりやすい比較がありました。
世界中の砂浜の砂の数=1ゼタバイト。

これだけの情報量がある中から、人と人が求人でマッチングをするのは逆に困難なのではないかと思いはじめました。

リファラル(紹介)採用、つながりといった、いわばアナログ、リアルでの人間関係による採用に回帰しはじめているのではないかと思います。

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