お金を普遍的な力に変える。


お金を貯めるとどうなるでしょうか?
積極的に投資でもしない限り、利息など微々たるものです。
そしてたとえ積極的に投資や運用をしたとして、それでお金が増えたとして、それがどうなるのでしょう?
通帳の数字が増えるだけです。
つまり、お金は使うための存在するのであり、どれだけ通帳の数字が大きくなろうとも、それ自体はまったく実生活に影響を及ぼしません。

お金は使う。
楽しむために使うのももちろん良いでしょう。
でも単に楽しみ続けていれば、当然お金は減る一方です。
どうしたらいいか?
お金は自分自身の「普遍的な力」を得るために使うのです。
普遍的な力とは?
新たにお金を生み出す力です。
いわゆる自己投資というやつですね。
いわゆる資格を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、いまの世の中はそれほど単純ではありません。
単純な一つのベクトルの資格だけでは社会から求められなくなってきているのです。
たとえば、一昔前までは、公認会計士とか社会保険労務士とか、そういった独立して稼げると言われた資格を取れば、それで稼いでいけると言われていました。
でも、そういった資格のスキルは、たぶん近い将来、AIに奪われていきます。

だとしたら、何にお金を投資すべきなのでしょうか?
それは体験や経験によって生み出されるスキルです。
例えば、全国の地方創生、いわゆる地域おこしを次々にコーディネートしている人達がいます。このような人達は特に何の資格をもっているということはありませんが、地域おこしをしてきたという「経験」を持っています。これは単純に資格という形態で判断できるものではなく、体験や経験から得ることしかできないものです。
こういった「体験や経験から得たスキル」がこれからの時代に求められる力です。
これを得るためにお金を使うのであれば、社会から求められる普遍的な力を身に付けることができるのだと思います。

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