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自分の話す2倍、相手の話を聞く。

人は基本的に自分の話をしたいものです。
つまり聞いてほしいんですね。
話を聞いてもらうことで満足したり、ストレスが解消されたり、嬉しいことを共有できたり、嫌なことを忘れられたりします。
また、話すことで自分の考えてることが整理され、新たな気づきを得ることもあります。
それを相手の立場で考えると、相手の話をよく聞くということが大切ですね。
でも、聞いてて楽しい話ばかりではありませんし、自分の考えや価値観と違う人の話を聞くのは、忍耐を必要とします。

話を聞くのが上手な人と言えば、タモリさんが有名ですね。
テレホンショッキングでかなり個性の強い芸能人と会話し、「いかに相手を気持ちよくしゃべらせるか」という点においては右に出る人はいないと思うほどです。
『タモリさんに学ぶ 話がとぎれない 雑談の技術』によると、
1)相手が楽しくなる話題を選ぶ
2)趣味については、「きっかけ」「魅力」「エピソード」を尋ねるのが定石
3)印象的で、よく人に話しているエピソードを話してもらう

などのポイントがあるそうです。

人が相手の話を聞く大切さを、古代ギリシャの哲学者であるゼノンは次のように言い表しました。
「神は、人間に一枚の舌と、二つの耳を与えた。だから人間は、自分の話すことの2倍だけ人の話を聞かなければならない。」

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