TTTS(双胎間輸血症候群)のFLP手術①

16週でTTTSと診断され、胎盤の血流を焼き切るFLP手術を受けました。そのレポートです。私自身、診断を受けた時に情報を得たかったので、同じ境遇の方の力に少しでもなればいいなぁと思って書いてみました。

羊水が少なくなっていると言われてから入院、手術までの経緯。

15w3d、一人の羊水が少なくなっているとの所見が見られ、転院。二人の発育の差がみられた。まだ重篤な状態ではないが様子見ということで入院することに。TTTSの診断は下りなかったが、少ない子の方の膀胱が確認できずTTTSだとすればステージⅡになるとのこと。めちゃ怖くて不安。二人とも無事に生まれてほしい。TTTSについて色々説明を受けた。処置方法は色々あるが、重度のまま放置していたら8割くらいの確率で胎児が亡くなってしまうらしい。羊水が少ない子は十分な栄養が行き渡らず危険だし、多い子も血流が行き渡りすぎて心臓に負担がかかったりする。羊水を抜く処置もあるが、羊膜に穴を開けるとそこから漏れたり破膜したりして流産、早産になってしまうことも。2012年に保険適用になった新しい治療、FLP手術があると聞いた。レーザーで胎盤の血管を焼き切り、双子ちゃんの共有血管を無くしお互いの血流を遮断するというもの。手術の2人生存率は75%、少なくとも1人が生存する確率は95%と聞く。75%って結構低いよね…?術後も幕が剥がれやすく切迫流産になる可能性も高い。怖い…けど信じるしかない😢
16w、致命的な所見はないが、やっぱり2人の羊水量に差が。手術になるかもしれない…。胎児ネームをひーちゃんとみーちゃん(左の子と右の子)にした😊ひーちゃんが羊水量少なめの子。15w4d〜管理入院。
16wでTTTSと診断される。みーちゃんの羊水量が8センチ以上、ひーちゃん1センチくらい。入院時はひーちゃんの膀胱が確認できなかったが確認できるようになったのでステージはⅠ。週数が浅いので手術の機会を見極めるためにしばらく様子を見ることに。
17w、毎日エコーで赤ちゃんたちの様子を確認。特に大きな変化はない。羊水量に差はあるが、2人とも臓器や血流に異常はない。18wの初日に手術を行うことに。

【続く】

#双子
#多胎妊娠
#MD双胎
#TTTS
#双胎間輸血症候群

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?