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自分の頭で考えるお金の話

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#コラム

「優しい経済」という言葉から

久々に「お金の話」をしてみたいと思います。 タイムラインの定期巡回をしていると”優しい経…

未来主義

“未来主義”という言葉をググってみると、「未来派」というコンテンツが出てきます。 20世…

「時代の流れ」はより seriously

山田洋次監督の『故郷』を観て湧き上がってきたこと。 3つあります。 ひとつはすでに書きまし…

あなたがあなたでいるところが、わたしがわたしでいられるところ。

恋歌の歌詞みたいなタイトルですけれど。 中身は「お金の話」です。 でも、タイトルが偽装と…

霊魂の自由について

ヘッダー画像は、スクエアエニックスのHPからお借りしました。そう、ゲームソフト『ファイナ…

資本主義の「源流域」

前回はこちら。 「#昭和最後の夏」、ぼくは南アルプス山中の熊ノ平小屋というところにいまし…

歴史と向き合う

歴史を「再編集」する。 すなわち、現実を見据え、歴史に学ぶために歴史を学ぶ。 『21世紀の貨幣論』の読書は、誠実な知的刺激に満ちたものでした。著者のフェリックス・マーティンは、すこぶる誠実な未来主義者(≒資本主義者)だという印象を強く持ちます。 本書における「再編集」のメインターゲットはジョン・ロックです。世界史を「お勉強」した者であるなら、誰もが知っているはずのジョン・ロック。ほとんどが名前しか知らないジョン・ロック。スカッとカッコがいい響きのおかげでよく憶えているジョ

世界平和へのビジョン

ZOZO前澤氏のテキスト見ました。 面白い。 頼もしい。 なにより共感を覚えます。 ぼくの…

宮台真司の『万引き家族』評への批評

『自分の頭で考えるお金の話』の続きを書こうと思いましたが、予定を変更します。 上掲の批評…

自分の頭で考えるお金の話 その7~銀行は役割を終えたのか?

『その6』に引き続き、準貨幣経済についての続きです。 おさらいとして、ぼくが勝手に定義し…

自分の頭で考えるお金の話 番外~夢想の理由

今回は番外です。 誰もが馴染んでいるにもかかわらず、誰にもその正体がよくわからないお金。…

自分の頭で考えるお金の話 その5~デフレでも経済成長する

前回の『その4』は、煮えきれない話で終わってしまいました.... 「貨幣錯覚」の話は、再…

「感応」と「同調」

一昨日につぶやきとコメントで済ませたテーマを改めて。 † 「愉気」とは? 参照元のブログ…

自分の頭で考えるお金の話 その4~「貨幣錯覚」とは?

今度は間髪を入れずに、更新 ♬ いよいよ話は佳境に入ってまいります――  ・その1~「インフレーション」を考える  ・その2~「自分の頭で」を考える  ・その3~インフレーションの原因を考える † おさらい 「その1」と「その3」では、インフレーションの原因ならびにインフレが起きたときの一般人の「感じ方」について考えてみました。 インフレは金融経済から実体経済へお金が流入するときに起きるが、その情報伝達速度は株式市場などとは違って緩慢であるから、実体経済の資金需要に応