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創作(小説)に役立つ記事

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noteで出会った、ためになる面白い記事を集めました。
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#エブリスタ

物語の起承転結の流れを担うキャラクターの「能力」図鑑|monokaki編集部

 こんな文章から始まる書籍が、4月23日に日本文芸社から発売される。以前にもmonokakiで紹介した『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑 性格・人物編』の著者であり、現役の小説家である秀島迅氏による『プロの小説家が教える クリエイターのための能力図鑑』。  冒頭にはプロローグとして「物語における【能力】の役割とは」「印象に残るキャラクターのつくり方」「プロが秘密にしたがる 能力作品の執筆ノウハウ」というページがある。ここでは本書の構成内容と活用について説明

【小説】テキスト投稿サイト雑感【随時更新】

趣味の小説を投稿しはじめて二年ちょっと。先月から複数サイトへの投稿をはじめたので、雑感を残しておきます(読み専時代とか、もっと前から使っていたところもありますが)。個人的な経験以外にほぼなんの根拠もないので、うのみにしすぎないでね~。 カクヨム私の投稿プラットフォームの中心。海外生活をしていて日本語の小説が読みたくなったのが小説投稿サイトとの出会いでした。読み専(読み取り専用ファイルのことではない。作品を投稿せず、読むだけの人のこと)だった時代には「小説家になろう」とこのカ

2016-2018年のウェブ小説書籍化④ 軌道に乗ったカクヨムと他出版社系投稿サイトとの違い、ウェブ小説に対する「語り」の変化|飯田一史

カクヨムと明暗を分けたピクシブ文芸、NOVEL DAYS、セルバンテス カクヨム以外にも2016年から2018年の間に出版社が投稿サイト運営に乗り出した例はあった。  たとえば幻冬舎とpixivが組んだ文芸小説投稿サイト「ピクシブ文芸」だ。これは2016年10月にスタートし、小説誌「小説幻冬」とのコラボレーションを行い、山形市で三浦しをんらを講師に小説講座を実施した。また、両社にテレビ朝日を加えて「ピクシブ文芸大賞」(2016年10月~2017年3月募集)を開催。pixivで

性格に著作権はない!?魅力的なキャラを作ろう|monokaki編集部

昨年の夏に、「プロットを作りはじめる前の4つの質問」という記事を掲載しました。 初公開から半年以上経つというのにいまだにアクセスがあり、定期的にTwitter上でも話題に上る、monokakiの人気記事です。 ワークシート付きで、実際に記入しながらストーリーの骨子を作ることができるのが人気の秘訣でしょうか? 本記事はその続編(?)です。 「登場人物の性格が、どうしても似たり寄ったりになる」 「キャラクターが地味と言われる」 「魅力的なキャラ、ってどうすれば作れるの!?」

Q.文章がワンパターンになってしまいます|海猫沢 めろん

新しい日常には慣れてきましたか? ぼくはまったくいつもと変わらず家の中なので古い日常のままですが、世間は新しくなってしまいマスクを強制される毎日です。 こないだひさしぶりにマスクして飛行機とバスにのったら息苦しくてパニック発作が出そうになったので、新しい日常に怒りを覚えているめろん先生ですがぼくは元気です。 それはともかく今月の相談はこちら。 今月の相談者:うとうと(18歳)  執筆歴:3年 ご相談内容:文を書いているとき、言い回しがワンパターンになってしまいます。~してい