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作品解説 1st E.P.「Welcome to ぐぅせぇ Land!!!」

こんにちは。
ぐぅせぇguseのぐぅせぇです。

2021/10/31のM3で発表した、ぐぅせぇguse 1st E.P.「Welcome to ぐぅせぇ Land!!!」について自分の備忘録も兼ねて解説します。

○視聴等リンク

クロスフェード

Tunecore

Booth



○コンセプト

「『夢も覚めなきゃ現実になる…』どんな願いもなんでも叶う夢の遊園地へようこそ!」というコンセプト、キャッチコピーです。
今回は歌詞を全曲通して一連物にしたいなと。
遊園地というコンセプトについては、一番最初に作りかけてた曲が、後述する7.PETITE CHeRIE in Utopiaですが、I.K.D.に作ってもらった歌詞が閉園間際の遊園地みたいな歌詞だったのでこの曲を軸に遊園地の一日みたいな一連ものの歌詞にしたいなと思いこのコンセプトになってます。
自分はこんなこともできればこんなこともできますといったポートフォリオを作りたいなと思い可能な限りいろんなジャンルの曲を作りました。

○苦労した点

半年で6曲を作ったのですが、昼にフルタイムで働いている自分がこのペースで曲を作ったことが無かったので全曲完成させられるか?アートワークも未経験なのに完成させれるか?というプレッシャーがすごかったです。
なので、スケジュール管理、体調管理を徹底しました。
苦労したのは私ではないですが、この曲の歌唱は全体的に難しいので大部分の曲を歌って下さってるVoのDaisyさんの技術に大変助けられました。
Daisyさんこんな難しい曲ばかりよく歌って下さったなと感謝するばかりです。

○アートワーク

ぐぅせぇが描きました。
最初はイラストレーターさんに依頼しようかなと思っていたのですが、このアルバムの世界観を表現できるのは作曲者である自分しか描けないのでは?と思い始め自分で描くことに挑戦しました。
大人になってからお笑い要素ゼロの真面目なイラストを描くのは初めてだったので良いイラストを描けるか?そもそも完成させることはできるか?というレベルで完全に賭けでした。
結果としては、作曲者である自分でしか描けない、曲の世界観を加速させる良いアートワークを描けたのではと思います。火事場の馬鹿力ですね。
ただ、まさか自分がこんな可愛い雰囲気のアートワークを描くとは最初全く予想しておらず、描いている最中自分が怖かったです。
自分の人生のターニングポイントと言っても過言ではないイラストです。

アートワーク(Pixiv)

(参考)それまでの過去一年で描いたイラスト達(Pixiv)

○各曲解説

1.Welcome to ぐぅせぇ Land!!!

作詞:ぐぅせぇ 作曲/編曲:ぐぅせぇ
Daisy:Vocal,Voice,gaya
ぐぅせぇ:chorus,gaya,Programmings

アルバムのイントロダクションですね。
イントロは7.PETITE CHeRIE in UtopiaのAメロのメロディとリハモです。後半はうっとりするようなメロディを意識しました。
かつ、予想出来ないネタをたくさん入れました。
ちなみに、Mixing,MasteringがE.P.の中で一番上手くできた曲です。
パート数多かったけど頑張りました。
なんだかんだ言ってこのE.P.の中でも特に好きな作品です。

2.free dream world

作詞:ぐぅせぇ 作曲/編曲:ぐぅせぇ
Daisy:Vocal,Chorus,Harmony Vocals
ぐぅせぇ:Electric Bass, Electric Guitars,Chorus,Harmony Vocals,Programmings

前曲がミュージカルみたいな感じなので、ある意味アルバムの最初の曲であるので爽快感、疾走感がある曲を作りたいなと。
また、沖井礼二氏を神と崇める私なので、とにかくベースラインが動く曲を作りたいなと。ということで自分でベースを弾いて作ってみました。
個人的にはベースも頑張りましたが、ギターソロのアレンジも気に入ってます。

3.Funny Funny

作曲/編曲:ぐぅせぇ
ぐぅせぇ:Electric Bass,Programmings

あれ?なんか聴き覚えあるぞ…?と思ったそこのアナタ!
あなたはぐぅせぇ古参ですね。その通りです。
チュウニズムの公募で出した「あたいのメタリズム」です。
闇に葬られるにはもったいない曲なので世に出そうと。
ただ、タイトルがアルバムの世界に合わないので、タイトルだけ変えました。
細かい微修正とリマスタリングのみしております。
タイトルの元ネタはthe pillowsのFunny Bunnyです。自分の人生で3つの異なるコピバンで演奏してる思い出深い曲です。
完全に勢いで考えたタイトル名だけどFunny Funnyて何なんだろう…?(おいっ!)

4.たくさんパンケーキ食べたいな

作詞:ぐぅせぇ 作曲/編曲:ぐぅせぇ
Daisy:Chorus,Harmony Vocals,Voice
ぐぅせぇ:Vocal,Electric Bass, Electric Guitars,Programmings

このアルバムの他の曲がコード、アレンジ共に複雑な曲が多いので、アンチテーゼとして如何に単純に、簡単に、楽に、キャッチーに曲を作れるかというコンセプトで曲を作りました。
コードがKey=CでC、G、Fのメジャーの三和音しかないという潔さ極まりない曲です。
あと、自分で歌唱する曲を一曲入れたかったなと。

5.雨降りワンダーランド

作詞:ぐぅせぇ 作曲/編曲:ぐぅせぇ
Daisy:Vocal
ぐぅせぇ:Electric Guitars,Programmings

ジャズっぽい要素を取り込んだ曲を作りたいなと。
ボーカルのメロディの音程が何気にE.P.の中で一番高いです。
Daisyさん本当にありがとうございました。
あと、ジャズっぽいギターソロ頑張りました。

6.6m間隔のゴミ箱

作曲/編曲:ぐぅせぇ
ぐぅせぇ:Programmings

なんか昔インストで曲作ったな、世に出さないのはもったいなと思い挟み込みました。
Tunecoreのダッシュボード見てると予想外にもtiktokで使われてるみたいです。
今度試聴してみようと思います。

7.PETITE CHeRIE in Utopia

作詞:I.K.D・ぐぅせぇ 英訳:実杏(みあ)
作曲/編曲:ぐぅせぇ
Daisy:Vocal,Voice
ぐぅせぇ:Programmings

本E.P.のメイン曲です。この曲を軸にE.P.を作りました。
メロディを思いついてから5年くらい完成できなかった、すっごく難産な曲でした。
何故ならオーケストラの要素を取り込んだアレンジにしたいと思ってる癖にオーケストラ系の曲を聴く、演奏するなど接してこなかったからです。
更に、トムとジェリーのような動きを音で表現するような要素を取り込んだ曲を作りたいなと思ってたらなかなかできず気づけば今になってました。
この曲を作るために、トムとジェリーの劇伴の楽譜を買ってDAWで楽譜の通りに打ち込んだり、美女と野獣などのオーケストラっぽい音楽を極力聴くように心がけてました。
歌詞が抽象的でお洒落になってますが、高校の軽音楽部の友人のI.K.Dに大部分の歌詞を作っていただきました。(すごいハイセンス!!!)
疾走感とわちゃわちゃ感があるオーケストラっぽい曲に仕上げれたのではと思ってます。

8.闇営業

作詞:ぐぅせぇ
Daisy:Voice
ぐぅせぇ:Programmings

次曲のイントロダクションになるセリフです。
次曲の手前に挿し混んで一曲にしても良かったのですが、セリフが短くないので、次曲を聴く気が失せやすくなるかなと思い別曲にしました。
その頃流行ってた「闇営業」という言葉の響きが好きなので本来の意味ではないかもしれませんが使ってみました。

9.ゆーえんちパレードブギー

作詞:ぐぅせぇ 作曲/編曲:ぐぅせぇ
Daisy:Vocal,Harmony Vocals,Voice
ぐぅせぇ:Electric Guitars,Programmings

キャッチコピーに「ブギの女王インスパイア系…」との記載で思いあたりがあるそこのアナタ!
そうです。オマージュ元は笠置シヅ子氏の買物ブギーです。めっちゃくちゃ格好いい曲ですよね!
カラオケで歌えるように練習してます。(知らんがな)
高校の軽音楽部時代に梅田地下街の某警察署のコミュニティープラザでご高齢の方を集めて昭和の曲を演奏するというイベントがあり先輩が演奏していたのを思い出して無性に軽快なブギみたいな曲を作りたくなり作りました。(というか買物ブギーて1950年の曲じゃないか。ご高齢の方からしても古いような気が…)
歌詞は本アルバムの各曲の歌詞の伏線を拾う内容となっており歌詞のストーリーの結末となっております。
また、本アルバムで一番歌唱が難しい曲だと思います。Daisyさんよくこんな難しい曲歌って下さったなと感謝するばかりです。
また、ブギみたいな曲作りたいな。

10.りふぷれDiary(リフ=プレーズ Feat. ぐぅせぇ)(Remastering)

リフ=プレーズ:Vocal,Chorus,Harmony Vocal,Voice
m0rim0rit0day:gaya
ぐぅせぇ:Electric Bass,Electric Guitars,Harmony Vocals,gaya,Programmings

ボーナストラックとして、去年作ったりふぷれDiaryを入れました。
いろんな意味で制作が大変だった思い出深い曲です。
リマスタリングして音圧を上げたり音を煌びやかにしてます。
ボーナストラックとしているのは歌詞に他曲との一連性がないためです。
下記に詳しく解説を入れてますのでご興味がある方は見てみて下さい。

クレジット


Vo
Daisy(@Daisy_Corsage):Tr.1,2,5,7,8,9
リフ=プレーズ:Tr.10

gaya
m0rim0rit0day:Tr.10

作詞
I.K.D:Tr.7
リフ=プレーズ:Tr.10

英訳
実杏(みあ)(@LyricsMia):Tr.7
(敬称略)

後書き

と言うことで作品解説は以上です。

長々と書きましたが、ここまで読んでくださった皆様ありがとうございます。

何かご質問、ご指摘等ございましたらぐぅせぇ自身で答えられる内容であれば極力回答させていただきます。

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