見出し画像

ざっくり感想!スピッツ『ひみつスタジオ』

ご覧いただきありがとうございます。
先週から”ひみスタ”にどっぷり浸かる日々を送っているアオベケイです。
寝ても覚めても”ひみスタ”、もうしばらくは他の曲は聴けないですね。

スピッツ17枚目のオリジナルアルバム『ひみつスタジオ』。
またしてもとんでもないアルバムが出ました。
聴けば聴くほどどんどん魅力が見つかる、とってもス敵なアルバムです。

2回目の投稿は『ひみつスタジオ』についてざっくりと感想を書きたいと思います。
1曲ごとの感想は別の機会にして、今回はアルバム全体を通して感じたことについて書いていきます。

「今だからこそ」なんだなあ!

「俺ってこのままでいいんだな、明日からももうちょっと頑張れそうだ」
最初に聴いたとき素直にこう思いました。
前作『見っけ』から約3年半ぶりとなった今作、
この3年半の間にはコロナ禍があり、スピッツも例外なくさまざまな影響を受けました。僕自身もそれなりに色々なことがありました。
先が見えない不安、何が正解か解らない世界・時代の中で「大丈夫だよ」「ここにいていいんだよ」と言ってくれているような安心感が草野さんが創る歌詞の端端から感じられました。
『i-o(修理のうた)』『紫の夜を超えて』『めぐりめぐって』は特にそんな思いを強く感じることができました。
とにかく優しく包み込んで、これからもそっと寄り添ってくれる曲達に出会えたことにひたすら感動です。

進化が止まらん!たまらん!!

『オバケのロックバンド』『未来未来』『讃歌』はこのアルバムの中でも個人的に特にスピッツの新しい一面を感じさせる曲だったと思います。
今までになかったアレンジに大興奮です。
「え?これホントは俺の妄想じゃないの?」と思っちゃうほどの新鮮味がありつつも、それでいてスピッツが今まで積み上げてきたモノがしっかり混ざり合っているからただ奇をてらったものになっていない。凄すぎる。
そんな曲達の前にただただ拍手するのみです。

流れが…綺麗すぎる…

サブスク全盛の今日この頃ですが、やはりアルバムは1曲目から通して聴くに限る、そう思ってやまないのですがそこはスピッツやはり裏切りません。
1曲目から最後までの曲順が美しい!綺麗!完璧!
スピッツのアルバムは全部そうなのですが(ベストアルバムの曲順はリリース順ですがそこすらも流れの美しさを感じる)、『ひみつスタジオ』も例にもれず一つの作品として完璧に仕上がっています(何様)。
最後の『めぐりめぐって』から『i-o(修理のうた)』へループして戻ってきても流れが気持ち良すぎて聴くのがやめられません。
「アルバムは順番通りに聴く」これは末代まで伝えていきたい。

やっぱスピッツだな!

スピッツの曲は遅効性というか、噛めば噛むほど味が出るような魅力を持っていると思っています。
時間が経つほどにどんどん好きになって自分の一部になっていくと新曲が出るたび感じていますが、この『ひみつスタジオ』もこれから今よりももっと好きになっていくと思います。
Spotifyではライナーボイスが配信されているのですが、その中でメンバーのみなさんはまだまだやりたい事があるという旨のお話をされていました。
また次の曲、ライブに大きな大きな期待をファンに抱かせてくれる、これだからスピッツファンは辞められません。
これからも醒めないままで彼らを追い続けていきたいと思います。

だいぶとっちらかった文章になってしまいましたが2回目ということでご容赦を。
ではありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?