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ぴゅーぴるモ!2期3期の思い出

先日、2021年4月25日に現体制ぴゅーぴるモ!のラストライブがあった。
そこで、僕の個人的な想いをここに記そうと思う。

まず、前提について軽く説明する。
「ぴゅーぴるモ!」というのはアイドルグループ「ゆるめるモ!」の研修生グループである。
ぴゅーぴるモ!の1期生は全員、ゆるめるモ!に昇格または卒業、脱退していて、僕がぴゅーぴるモ!のライブに通い始めたころには2期生4人、3期生3人の7人体制だった。
正確に言うと2020年9月20日の3期生お披露目の時点で7人、その後途中で2人抜けたので2021年4月25日の時点では5人になっていた。

僕は元々ゆるめるモ!のライブにはよく行っていたけれど、ぴゅーぴるモ!のライブはほとんど見たことが無かった。
ゆるめるモ!のライブのオープニングアクトでぴゅーぴるモ!1期生を一度見たことがあったくらいだった。


転機は2020年9月20日だった。
この日はゆるめるモ!の女性限定/男性限定ライブがあり、僕は男性限定ライブを観に行った。
そのライブのオープニングアクトでぴゅーぴるモ!が出演した。
ちょうどこの日は3期生お披露目の日だった。この時点でぴゅーぴるモ!は2期生4人(へそ、もみ、わか、ゆめえる。敬称略。)で活動していて、そこに3期生が加入する形だった。

僕はぴゅーぴるモ!を見るの自体が久しぶりだった。
最近はずっとゆるめるモ!のライブを観ていたので、それに比べてぴゅーぴるモ!のメンバーさんたちはまだ慣れていなくて初々しい感じだなと思った。特に今日初めてステージに立った3期生たちを見てそう感じた。

3期生はそにい、まつり、ぬめり(敬称略)の3人だった。
2期生の4人が比較的小さくて幼い感じなのに対して、3期生の3人は身長が高くてカッコ良くて、なんだか全く雰囲気が違くて面白いと感じた。
もっとも僕はこの時点ではまだ、ぴゅーぴるモ!に特に注目していたわけではなく、特典会には行かなかった。

今までぴゅーぴるモ!のメンバーはSNSの個人アカウントを持っていなかったが、この日の夜に3期生のTwitter,Instagram,Tiktokのアカウントが発表された。気になったのでとりあえずフォローしてみた。
3期生のアカウントを見てみると、メンバーごとに個性が出ていて面白かった。
中でもぬめりちゃんは、他のメンバーがアイドルらしいかわいい投稿をしているのに対して、不可思議な文章を投稿したり謎の写真や動画を投稿したりしていて面白かった。
気になったので、ぬめりちゃんだけは通知をオンにしてチェックするようになった。


それから次第にぬめりちゃんに会いたいと思うようになった。
そこで、ゆるめるモ!と合同のイベントだけでなくぴゅーぴるモ!単独で出るイベントにも行ってみたらとても楽しかった。
ちょうどこの頃にゆるめるモ!の推しが引退したのもあり、以降はぴゅーぴるモ!のイベントに足繁く通うようになった。

最初は「ぬめりちゃんに会いたい」という一心でぴゅーぴるモ!の現場に通っていたが、次第にぴゅーぴるモ!というグループ、そしてメンバーのみんなが好きになった。
ぬめりちゃんが欠席でもライブに行ったし、楽しかった。ぬめりちゃんがいないのは寂しかったけどね。

ぴゅーぴるモ!は研修生グループということで、皆まだまだ不慣れな所がありながらも、ゆるめるモ!に入りたいという想いを持って日々懸命に活動していて、その姿に心を打たれた。

残念ながらそにいちゃんは数回しかステージに立たずすぐに脱退してしまったが、残った6人での活動期間は予想していた以上に長いものとなった。
僕はこの6人時代のぴゅーぴるモ!が一番印象に残っていて、また、グループとしてのバランスもとても良いと感じた。
もっとも研修生なので、グループとして完成されていることが良いかというと微妙なのだが、それでもまとまりがあって良いグループだと感じた。


この期間、たくさんのライブやイベントがあった。
一つ一つが楽しくて、気づいたら僕はこの半年間、ぴゅーぴるモ!のほとんどの現場に行っていた。

ぴゅーぴるモ!みんな好きだけど、やはりその中でもぬめりちゃんに一番注目していた。
始めの頃は喉を痛めたり体調を崩したりしていることが多くて心配になることも多かったけど、この半年間で歌もダンスもどんどん上達していた。

僕は今までいろんな現場をフラフラしていたけれど、ここまで熱心に一つの現場に通って、一人を真剣に応援したのは初めてだった。
この半年間、ずっとぴゅーぴるモ!のことばかり考えていた。

ぴゅーぴるモ!の現場を通してヲタクの人たちとも仲良くなった。
今までゆるめるモ!の現場でゆるヲタさんたちと話すことはあったけれど、一緒に食事に行ったりすることは少なかった。
この半年で本当に仲が深まったと思う。皆さんいつもありがとうございます。


ぴゅーぴるモ!を取り巻く環境にも色々あった。
ゆるめるモ!のメンバーがコロナに感染したり、緊急事態宣言でライブができなかったり。思うように活動できない期間も多くもどかしい思いをすることもあったと思う。
しかしそういったことも乗り越え、ぴゅのメンバーさんたちは日々前進していた。

長い間6人で活動していたが、2月末にゆめえるちゃんがいなくなり、以降は5人体制となった。
この出来事は寝耳に水だった。ショックでしばらく良く眠れなかった。
しかし、一番ショックを受けていたのはメンバーだと思う。
残されたメンバーさんたちが前を向いて頑張ろうとしているのを見て、僕も前を向かなきゃと思った。


それからおよそ一カ月半。
4月14日のゆるめるモ!の配信でぴゅーぴるモ!からゆるめるモ!に3人が昇格することが発表された。
昇格したのはへそちゃん、まつりちゃん、めありちゃん(わかから改名)の3人だった。
本当に突然のことで驚いた。色々な思いがあったが、新しいゆるめるモ!ぴゅーぴるモ!をしっかり見守ろうと思って、発表されているイベントのチケットをすぐに取った。


4月24日、7人のゆるめるモ!のお披露目があった。
メンバーも増え、衣装も一新されたゆるめるモ!はとても華やかだった。
どの時代のゆるめるモ!も好きだが、僕が見てきた中では一番「アイドルらしい」ゆるめるモ!だと感じた。
もっともっと多くの人に、今のゆるめるモ!を見てほしい。そう感じた。

今まで半年間、ぴゅーぴるモ!での活動を見てきたメンバーが、ゆるめるモ!のステージに立っているのを見てとても感動した。ついつい泣いてしまった。
新メンバーの3人は、他のメンバーと比較しても遜色のないパフォーマンスだった。
ぴゅーぴるモ!時代にやっていた曲もあるが、そうではない曲もたくさんやっていた。このレベルに達するためにとても頑張ったんだと思う。大きいステージでかわいい衣装を着て踊る新メンさんたちは、なんだか見違えて見えた。
3人がゆるめるモ!に入れて本当に良かったなって思った。おめでとう。


そして翌日4月25日はぴゅーぴるモ!現体制最後の日だった。
現体制ラストかつMCなしノンストップライブで、これまでの集大成だった。
これまでの様々な記憶が蘇ってきて、感動して泣いた。

ぴゅーぴるモ!に出会えて、半年間全力で応援することができて、本当に良かった。時が経っても、この思い出は決して忘れない。

全員が同時にゆるめるモ!に入れなかったのは少し寂しさもあるが、きっとそこには運営さんの考えがあるのだろうし、ぴゅーぴるモ!に残った2人も別ユニットを組んでいるあたり、5人全員に期待しているんだと感じる。


これからは別々にはなるけれど、5人の活躍に期待したい。
新体制のゆるめるモ!ぴゅーぴるモ!、どちらも楽しみにしてます。

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