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見るなよ見るなよ。

うちの本棚でいちばん好きな本。

口訳 古事記
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神様も大概である。

これを読んでいると、人間のそれとなんら変わりないしむしろ酷いものである。

でも、なんかほっとする部分もある。

てか神様ってほんとは人間なんじゃないか、

人間がそもそも神様ってことなんじゃないか、とすら思える。

神々しい神を思い浮かべれば
わたしたちは神のようにはなれない、と
とてつもなく距離感が生まれるけど

こんな生々しい、醜い部分もある神を思い浮かべれば
そんなんでも、なんでもできるし創造できるんじゃね?
と近くに感じられる。

神話の好きなところは

見てはいけない、と言われて
大概あっさり見てしまうとこ。

見てはいけない、と言う真意とは。

見て欲しいのか。
逆に見ろ、と暗喩しているのか。

わたしは見ない派ですね。
真面目だから。笑

言われたことは守る派だし
見られたらやなので、されたら嫌なことは自分もしない派です。

ある意味、神様より偉いです。わたし。

この本、ものすごくおもしろいのですが
正直いうと神様の名前が長すぎる上、無数にいるので段々誰が誰だかわからなくなってきてお腹いっぱいになってしまうので半分ぐらいしか読んでないんですけどね。

でも、町田康さんが大好きなので
大事にしている本です。

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