2006年10月 ②「ジェイクがオーストラリアから やって来た！」
2006年10月 ジェイクくんがオーストラリアから やって来ました。（イメージ写真を たくさん使用しています…）
【第3日目（京都方面）】ジェイクが「京都に行きたい。」と言ったのではありませんが 京都方面に行きました。
世界遺産（世界文化遺産）に登録されている 教王護国寺 「東寺」です。
高さ54.8メートルの「東寺」は木造塔としては日本一の高さです。「東寺」の前で ジェイクと撮影した記念写真の1枚です～📷
新京極 「寺町商店街」。ニッポングッズがいっぱい！ 外国人が良く買い物をする有名な商店街です。「マンガ」「アニメ」「富士山」「大相撲」「浮世絵」「折り紙」「千代紙」「サムライ」「忍者」「寿司」「天ぷら」…何でも あります。
「寺町商店街」～ 新京極で ジェイクは お父さんに頼まれた 相撲グッズ（日本の大相撲～ジェイクのお父さんは自宅で相撲チャンネルを契約するほどの相撲ファンです。）を購入。 お母さんには頼まれていた 千代紙セットを買っていました。（ジェイクのお母さんは 趣味で日本の和紙や千代紙でアートを作っています。） 「何か欲しいものをプレゼントするから。」 と聞きましたが 両親に禁じられているようで 何もいらないと言われました… 😢
そして 日本の名物「京風 たこ焼き」 にチャレンジしました！！
たこ（Octopus）は 身体が受けつけないようで 一口も食べませんでした… 「もう いいよ。」 と言った時にジェイクが見せた 安心した顔が忘れられません。そうそう ジェイクの両親には後で 私が選んだ日本のお土産を段ボールにいっぱい詰めて送りつけてやりました。 かなりビックリしたと思います。
ジェイクは 「国際電話は値段が高いから…。」 と言ってオーストラリアに電話をしませんでした。したがって毎晩、私のPCから E-mail を送って連絡していました。E-mail を書くのは ジェイクのお母さんでした。ジェイクが「メールに書いてある内容を見ても良いよ。」と言うので読ませてもらいました。
そこには 「日本のホストファミリーの皆さんは とても親切で楽しい。」と書かれていました。私、「あぁ、ジェイクは私のことを親切だと思ってくれているのだ。」と安心しました。（← コラッ、その状況で ここの家族は最低で最悪だ！とは書かないやろ！！）そして お母さんは… 「ママはジェイクのいない毎日がとっても寂しい。早くジェイクに会いたい。」 と書いていました。私はジェイクが大好きですが、ジェイクは オーストラリアの家族にも深く愛されていました。（↑ 上の写真はジェイクと ご両親です。）
【第4日目（大阪市内～大阪城）】大阪を代表する建造物である 「大阪城」に行きました。
ジェイクは あまり日本のお城に興味を示しませんでした。これは 仕方ありません…
でも、ちょんまげ姿の記念撮影ボードには 興味を持ってくれましたよ。
そして 翌日はホームステイしている全員が集合して 東京に移動する日なので 早めに家に帰りました。晩ごはんのカレーライスを食べてから 出発の用意をしましたが まだ寝るのには早い時間です。日本のテレビは良く分からないから見ない。ゲームをしよう！と提案して いくつか家にあったゲームを集めて持って来ました。ジェイクが選んだのは トランプとかではなくて このゲームでした。
「ジェンガ」。
「ぐらぐらゲーム」。～ これらのゲームが最高に面白かった！ 今回のホームスティで 一番笑ったと思えるほど楽しかった！！ 相手の順番で 崩れて倒れるように 足踏みしたり 声を出したりして お互いに妨害しました。本当に楽しかったのです。ジェイクはきっと 「日本の人は なんて卑劣なんだ！」と感じたかも知れませんが そんなことは知ったことではありません…👿 そして お別れの日がやって来ます、明日の移動に備えて最後の就寝です。
【第5日目 （新大阪駅に集合～東京へ出発）】ホームステイのグループ（引率の先生を含めて15名くらい）が新大阪駅に集合しました。これから 東京へ向けて出発です。日本からオーストラリアへのホームステイでは 相手先の家に泊まるだけですが、今回 初めて日本へ来たオーストラリアのグループは 東京へ行きたいという要望があったそうです。日本は海外旅行が盛んで たくさんのツアーがあり、距離が近い国も多くて 安価に手軽に海外に出かけられます。
でも 地理的に孤立した大陸であるオーストラリアでは 海外旅行は一生に一度 あるかどうか…という状況らしいです。（どこまでが正しいのか分かりませんが 日本の先生が通訳してくれました。オーストラリアの先生は 日本の先生の家にホームスティしていました。）だから 日本では東京観光もしたい。ジェイクに見せてもらった日程表では この後 東京ディズニーランドに行く予定でした。ディズニーランド内にあるホテルに宿泊して 2日間の東京ディズニーランド。さらに宿泊して浅草、横浜、そしてオーストラリアに帰国する予定でした。
オーストラリアの教頭先生がやって来て 「ジェイクは どこに行ったの？」 と聞くけど ジェイクは場所の説明が上手くできない… 私が 「 USJ と 京都方面 と 大阪城などの市内観光です。」 と たどたどしく答えると 教頭先生はビックリ！「そんなに 色々な所に行ったの！！」。日本側がホームスティを受け入れるのは 今回が初めてだったのでホストファミリーが集まらなかったらしい。そして 外国人と一緒に行動する経験がないので うまく対応が出来なかったそうです。＜上の写真は オーストラリアの先生たちとの記念撮影。＞
ホームステイした生徒の中には うまく共同生活が できなくて 途中で スティ先の家庭を変更した人もいたそうです。また、平日を挟んでいたこともあって ほとんどの生徒は それほどたくさんの観光地には行けなかったそうです…。新大阪駅まで生徒を送って来た ホストファミリーの方々は 先生に生徒を引き渡すと すぐに帰って行きましたが 私たち家族だけは 出発時間にホームに行きました。そして 発車していく新幹線を両手をあげて見送りました。きっと車内では「面白い人が手を振っている。」と話題になっていたと思います。
私がいない時に ジェイクが家族に聞いていたそうです。「お父さんは 毎日 家にいるけど 仕事していないの？」「う～ん ジェイク、私は君のために全ての仕事をキャンセルして休みを取ったんだよ。」
さよなら ジェイク！ 私は ジェイクと過ごした日々が とっても楽しかったです～ 💜
後日… オーストラリアにいる ジェイクのご両親から 段ボール箱の国際郵便荷物が届きました。その中には オーストラリアの絵画や特産物がいっぱい入っていました… 👀 あぁ～、倍返しをされましたヮ。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？