2020年12月 流れ星を見たい!⑥ ~ 三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」を見ることができました!!

画像1 2020年12月13日(日)夜から14日(月)にかけて 出現する流星数では年間最大級の流星群である「ふたご座流星群」が活動のピークを迎えました。(写真はすべてイメージです)
画像2 「ふたご座流星群」は毎年安定して多数の流れ星が流れることで知られる流星群で、2020年は新月で 月明かりの影響を受けないため観測には好条件でした。
画像3 流星が最も多く現れそうなのは 日付が13日から14日に変わる夜中頃、空の暗い場所で観察すれば 最大で 1時間あたり55個前後の流れ星が見られると予想されていました。私、13日の19時頃に大阪から三重に向かって車で走っていました。大阪では まったく星は見えませんでしたが、奈良県に入ると とっても澄んだ綺麗な夜空です。そして三重県との県境を過ぎたころには 今まで見た中でも 最高クラスの 「満天の星」。
画像4 私は 準備をしてから 夜中に いつもの観測スポットへ行くつもりでしたが あまりに素晴らしい星空だったので そのまま観測場所へ向かいました。
画像5 観測する空き地に到着。事前に締め切った車内の室温をいっぱいに上げてから 運転パネルから わずかな光も出ないようにして エンジンを切る…。これで 真冬の寒い気候であっても 15分間位は 何も見えない真っ暗闇を作り出せます。
画像6 目印となる「オリオン座」の方角を確認。しばらくの間 空を見上げて暗闇に目を慣らします。「オリオン座」は目立つので すぐに分かります。そこから近くの 「ふたご座」を探しますが 細かな情報を集めてから夜中に観測に来るつもりだったので あまり良く分からない…。
画像7 仕方がないので すぐ横の10個ほど並んでいる星を目印にしました。後で確認すると これが「ふたご座」でした…💦
画像8 凝視している目を休めるためと 車内の温度を上げるための作業を何回か繰り返して 40分ほど じっと 満天の星空を眺めていました。
画像9 この日は 本当に綺麗な星空で 見ているだけで吸い込まれそうな感じがします。
画像10 すると「オリオン座」と「ふたご座」の間に 真横方向に星が流れました。流れ星でした! 以前に見た 流れ星よりも 尾が長くて 長い距離を流れました。真横方向だったので 航空機の可能性がありますが 「赤ランプ、青ランプが光っていないこと」、「流れるスピードが航空機よりも断然 早かったこと」、「流れた後に スッと消えたこと」を考えると あれは 流れ星でした。間違いないと思います。
画像11 2012年 人生初の流れ星体験よりも感動は少なかったのですが、ここ数年にわたり 観測を続けていたので 感激で感無量でした。
画像12 さらに 観測を続けていると その10分後位に 同じくらい場所で またまた 真横に 流れ星が流れました!! 「あぁ、見える時は 結構 見えるんだ…。」と嬉しくなりました。
画像13 私が考える 「流星を見るための5条件」~ 1.「ふたご座流星群」などの流星群が活動している期間であること。2、流星群の極大の時刻にできるだけ近いこと。3、街灯など人工の明かりや月明かりがなくて、空が広く見渡せる場所であること。4、暗闇に目を慣らしてから 30分以上は根気強く眺めること。5、良く晴れた満天の星空であり 雲量が少ないこと。
画像14 今までの星空観測では 流れ星は出ていたけれども肉眼では認識できていなかった… ようにも思います。今回 私は 「5、良く晴れた満天の星空であり 雲量が少ないこと。」が とっても重要だと感じました。また 機会があれば 流れ星観測を楽しみたいと思います~ 🌟🌟🌟

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