🌲 奈良 明日香村にある「飛鳥美人」の『高松塚古墳』『高松塚壁画館』へ行って来ました。
今から50年ほど前、1972年 (昭和47年) 3月に奈良 明日香村にある「高松塚古墳」が発見されました。
当時、この「高松塚古墳」の石室内にある 採色壁画 (国宝) は 戦後最大の発見として大きな注目を集めたそうです。
この壁画(模写)は「高松塚壁画館」で観ることが可能です。
私、ずっと気になっていて 行きたい!と思っていたのですが 思い切りがなくて足を運ぶことがなかった…
でも 今回、やっと鑑賞することが出来ました。
「高松塚古墳」へ向かう途中で立ち寄った風情ある明日香村のコンビニは 古風な感じです。
建物が頑丈なコンクリート造りなので「 バーコード決済の電波が届かないかも~」と言われた…
そして…
高松塚古墳の資料館である「高松塚壁画館」に到着しました。
入場料は 大人 300円。
このような施設は絶対に入館料を徴収するべきです。
なぜなら 無料にすると「タダだけの人」が たくさん来場して 高まった情熱が下がってしまうから…💧
入ってすぐの壁にあるのは有名な「飛鳥美人」(模写)。
昔々、学校の教科書に載っていた極彩色の壁画を目の前で見ることが出来るのは感動です。
『高松塚古墳』東壁です。
『高松塚古墳』北壁です。
『高松塚古墳』西壁です。
天井の「星宿図」。
天空の星が輝いているように見えるのは 金箔を貼り付けて作成されているからです。
『高松塚古墳』は鎌倉時代頃に盗掘を受けていて、石室の南壁には「盗掘穴」が開けられていました。
しかし 壁画の彩色は鮮やかに残り 盗掘をまぬがれた副葬品の一部も展示されています。
盗掘を受けた石室の南壁を復元したもの。
手前中央が「盗掘穴」で ここから内部を見ることができます。
そして『高松塚壁画館』の館内全景。
この写真に写っている様子が館内の全てです。
ここはワンルーム スペースの小さな「壁画館」。
『高松塚壁画館』~このような「小さな空間」でも素晴らしい。
展示されている絵が「模写」であっても素晴らしい。
さらに…
『高松塚壁画館』を出ると すぐ目の前に『高松塚古墳』があります。
『高松塚古墳』は 直径 18m、高さ 5mの 小さな二段式の円墳。
遊歩道があるので ぐるりと一周できます。
この小さな古墳の中に 国宝となる「極彩色の壁画」があったのです。
📚「高松塚」の名前の由来…
江戸時代末に描かれた絵図には 古墳の上に大きな松が描かれていたため「高松塚」と呼ばれるようになったそうです。
これまで来ることがなかった『高松塚古墳』。
今回、やっと足を運べたので私は 大、大、大、大満足でした~🌺 🌺 🌺
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