大阪市「クリスタ長堀」の地下街で見つけた~『ギャラリー浪花百景』と グレートウェーブの【葛飾 北斎】。
「クリスタ長堀」~ 大阪市中央区南船場にある長堀通の地下街です。
先日、「クリスタ長堀」を歩いていたところ 今まで気づかなかった『ギャラリー浪花百景』(赤矢印 ➡)を見つけました。
地下街「クリスタ長堀」西側端の 中2階にあって 大阪市立博物館所蔵の浮世絵シリーズ 浪花百景を陶板画したものが展示されています。
3名の絵師~ 一珠斎国員、一養斎芳瀧、南粋亭芳雪らが作成した 江戸末期の浪花の風景の木版画を陶版画にしたものです。
「八軒屋夕景]、「堂島こめ市」、「野田藤」、「住吉反橋」など江戸期の活気があった大阪を描いた風景画(100枚の風景錦絵と2枚の目録)。
誰もいないので 貸し切り状態です…。
『ギャラリー浪花百景』。
決して おススメのスポットというわけでは ありません…。
でも、時間があれば立ち寄るのも 有りだと思います。
📖 おまけ… 【葛飾 北斎の話】
江戸時代後期の浮世絵師、葛飾 北斎。(1760~1847年)
北斎は ゴッホやモネなど 著名な印象派の画家に影響を与えた 海外でも人気の絵師です。
海外では 北斎の描く『波』のことを「グレートウェーブ」と呼んでいるそうです 。
葛飾 北斎の代表作のひとつ
『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』1831~1833年
この作品は 葛飾 北斎が 72歳の時に描いたもの。
(なんと 北斎は 90歳まで描き続けて その生涯を閉じました。)
でも この「グレートウェーブ」が出来上がるまでには 様々な『波』を描いた作品がありました。
『賀奈川沖本杢之図』1805年
この作品は 葛飾北斎が 46歳の時に描いたもの。
そして…
この作品は 葛飾 北斎が 44歳の時に描いたものです。
『おしおくりはとうつうせんのづ』1803年
世界的に有名な 葛飾 北斎「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の「グレートウェーブ」が出来上がるまでには 北斎自身による いろいろな試行錯誤があったようです。
あぁ 葛飾 北斎、すごい人ですね!!!
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