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ぐりとたく/2日目【しつけ】

二日目、今までの”ぐり”の生活が垣間見ることが出来た気がする、サークルとクレートを連結してその周囲に柵をつくって自由に遊ぶスペースがある場所で”ぐり”は生活をはじめた。彼が生まれる前からコツコツ準備をはじめた狭いながらもご自慢の”ぐりハウス”である。

”ぐり”は率先してクレートを自分のハウスとして進んではいるのだ。はじめはなかなか出てくることも難しいようだった、朝から”ぐり~”と呼んではオヤツ(ドックフードをふやかしたもの)を与え続けた。そうして夕方には名前を呼べばクレートから鼻を出すぐらいになった。

実は朝一番で自分でサークルのトイレシーツの上で、オシッコとウンチをしてくれた。まだドックフードをふやかしている最中の出来事だった。第一、私が起床して台所で準備を始めたところで、”ぐり”はクレートから出てきて(たぶん昨日の夜からはじめて出ただろう)トイレシーツに直行したのだ。

その後もトイレシーツでのオシッコは誘導すれば間違いなくしてくれる。お昼には興奮して、または私がちょっと離れたすきにオシッコを失敗したが、でもなんだろう…犬を飼うのがはじめての私でも『これはしつけ途中だ』と感じたほどだった。

きっとブリーダーさんのご自宅では、そうやって生活していたのだろう、またはブリーダーがそうしつけていた、としか思えない。私が不在だったり隣りの部屋で仕事をしていると、ずっとクレートでおとなしく座っているのだ。一回も自分から出たことは無い。なぜ分かるのかって?モニターで監視できるし、仕事の机からサークルの様子が見えるからだ。これは”ぐり”にとってしつけ、または当然の生活なのだ。彼の常識がそうなっているのだ。

おもちゃにはほどほどしか興味を示さない。それより私がサークルの中に入ることを望み、私にしがみついてくる。それが彼の一番の望みであるような印象を受ける。これは自慢でも自惚れでもない、もちろん食事の時間が一番嬉しそうだがね。

さらに本日は”たく“の手についてくる、しつけを繰り返し行った。もう何も持ってなくても”ぐり”は私の手についてくるようになった。気を良くした”たく”は柵から彼を出し、刺激的なモノがいっぱいのリビングでも”たく”の手についてくる、しつけを何度か行った。いよいよ”ぐり”は私の周りを一周してオヤツにありつけることを理解したようだった。100%手に意識を持ったらついてくるようになった、夜には自動的に”たく”の周りをまわろうとしていた。

『彼は賢い』きっとこれを親バカと言うんだろうな…独身である私は、ふとそれを理解した。

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