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10年以上ぶりにデジ絵を描いたら原始人を自覚した。ウホホ。
多分10年以上ぶりでデジタルのイラストをサカサカーっと描いた。
最後に書いたのは某社のTwitterバックグラウンドだ。最後のもが好評だった事だけが救いだ。
私は油を長くやって、その後デザインに転向という変速者だ。そのおかげで器用貧乏な点があり、どっちつかずになってしまい自分を見失い、時代がアナログからデジタルに急速に変化していく黎明期の現場にも馴染むことが出来ずそのうち考えるのをやめ宇宙空間を彷徨う事になった。
何しろペンタブ(初期はペンタブすら無くマウス)との相性が最悪だった。手元と画面が離れる状況に慣れない、ソフトも使いこなせない。そのうちやっと、手元とペン先が一致するペンタブが出たが当時はとても高価で、最早その投資をする情熱も失せていた。
絵は趣味にしよう、となったところでアナログ好き。場所が要る。実家にいる頃はアトリエがあるようなものだったが、油はクサイ!と家族に不評。アクリルもなんか違うんだよなーとウダウダしてる内に結婚やら転居やらでアナログがやれる環境では無くなった。せいぜいスケッチ程度。
完全に描くことを辞めたがラクガキやら、頼まれもので何やらでちょこちょこ描いてるうちに、夫がこれ勿体無いやつじゃん…描きなよ描きなよ…と猛プッシュで突然私でも出来るデジ絵環境を整えてくれた。
夫により召喚された文明の利器 iPadとApple pencilの降臨………衝撃だった。
久しぶりにデジタルチャレンジして驚いたのはソフトの進歩だった。チュートリアルは理解できないのですっ飛ばし、何となく昔の記憶を辿りつつ適当に形に出来てしまった。
ぬるぬる動くし色んな機能が超簡単わかりやすくなってる。私が利用してるのは漫画に特化してるソフトの最安値のコースなんだが、、、
何これ、トーンのサブスク!?
ICの高級なトーン(一枚500円くらいだった)とかデリーターが現れた時の衝撃とか全てぶっ飛ばしてのトーン選び放題である。なんじゃこりゃ、切って張って、いい具合に細工したカッターで削ってとか何だったんだ⁉︎しかも、縮小自由自在……
泣いた。
今の時代に高校生で転生したい。
同人誌作り直したい。
(当時の仲間は壁サーになったり、本屋でアンソロに名前が出てるのを見かけて萌え続けてる事を確認。尊敬している。みんなとの合同誌は最早お宝であろう)
自分の無知とデジタルの多様な便利さを感じ…これはソフトを制した者が世界を制するな………と、使いこなせる方の脳を熱烈ダウンロードしたい。
とりあえずイチから勉強しながらやってます。合間合間にやりながら半年経ってしまったが、久々に脳を動かしてる感じ。
長時間のイーゼル環境で鋼鉄の肩を保有してた右腕も鈍っており、今やガラスの右肩。家庭内では淳と呼ばれる始末…(このネタに喰いつける人は同年代ですね)
リハビリの道は長い。
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