人工知能と共存する社会で私に与えられた「仕事」の話
今日も働く、人類へ 至高のAI『タイタン』により、社会が平和に保たれた未来。 人類は≪仕事≫から解放され、自由を謳歌していた。 しかし、心理学を趣味とする内匠成果【ないしょうせいか】のもとを訪れた、 世界でほんの一握りの≪就労者≫ナレインが彼女に告げる。 「貴方に≪仕事≫を頼みたい」 彼女に託された≪仕事≫は、突如として機能不全に陥った タイタンのカウンセリングだった――。 アニメ『バビロン』『HELLO WORLD』で日本を震撼させた 鬼才野﨑まどが令和に放つ、前代未聞の超巨大エンターテイメント。
今年読んだ本は10冊程度だがその中でも特に、私が今まで読んできた本とは明らかに違うのが今回紹介させていただく、野崎まどの「タイタン」だ。
これは私の大好きな佐伯ポインティ氏が紹介されていた本で、彼の紹介トークに魅せられ県内の大きな図書館から取り寄せしてもらった。
感想としては、
「こんなの初めて!!!SFってこんなに面白いんだ😆」
野崎まどさんのそれぞれのキャラクターを引き立たせるお話の構成や展開はすごく良かったし、文章が何より読みやすくてスッと入ってきた。
みなさん、コイオスというAIが愛おしくなると思う。
すごく優しくて真っ直ぐで頭のいいAIである。
将来私たちの仕事がAIに任されるようになった時に、きっとこの物語を重ねてみると思う。
仕事をしなくてもいい世界っていいな。
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