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YUMEMI DESIGN LABORATORY

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『Yumemi Design Laboratory』は、デザインの視点から働く意味を問い直し、組織の歪をなくすために、デザインという活動に取り組む人の知識をアップデートするための…
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2020年12月の記事一覧

結果が未知の領域で、計画的プロセスがうまくいかない根本的な理由

以前、「デザイン思考などで一生懸命つくった新規事業の企画なのに社内稟議を通らない理由」を書かせていただきました。そこでは、根本的に向き合い方が違うのだという話をさせていただきました。 積み上げで説得することは難しく、相手を巻き込んで、共感してもらうことが必要だと結んだのですが、抽象的なので、もう少し噛み砕いてみようと思いました。 そこで、旅行のアナロジーを使ってみようと思います。 旅行って、パッケージツアーとフリーツアーがありますね。 計画的プロセスで結果を出す(計画

利用品質メトリクス

利用品質メトリクスを設定するメリット製品の開発段階で、優れた利用時の品質に関連する製品品質を作り込める。 他の技術的な製品使用と同様に、製品品質を定量的に定義することで ・エンジニア等に具体的な達成目標として設計を仕向けられる ・開発プロセスにおいて達成状況を把握できる ・既に仕組み化されている管理の流れに乗せられるようになる 結果として、品質管理が機能し、品質確保出来るようになることである。 ユーザー要求事項とは(ISO 25065:2019)特定されたユーザーニーズ