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Real Portrait 2022 閉幕(KuMiさん受賞作に寄せて)


リアポ開催とKuMiさんの受賞

名古屋で行われていたポートレイトの祭典 Real Portrait 2022 (通称リアポ)が先日閉幕しました。本記事では、私の敬愛する友人であるKuMiさんがリアポで入賞(受賞作「乱反射」)という素晴らしい成績を収められましたので、その受賞作に寄せるご本人の解説記事を読みつつ、私の感想を綴りたいと思います。

KuMiさんの解説記事

リアポ前に行われた解説はこちら

リアポ後に行われた解説は下記参照


私の感想

私は、今回リアポの会場には行けませんでした。ですので、画面を通じて作品を拝見して、今この感想を書いています。直に拝見するとまた感想が変わる可能性がありますが、ご了承ください。

最初この作品拝見した時、特に左の写真をどう理解するかを考えました。
バッドボタンを抱えたモデルのすみれさんの表情が、晴れやかなそれではなく、何か別の気持ちを含んだかのような微妙な表情だったからです。

それが解説文を読むと腑に落ちるところがあります。
これはすみれさんを通じて見せたKuMiさんのセルフポートレートなのだと。 そして、すみれさんはKuMiさんの本当の心を代弁する表情をしているのだと。

Kumiさんの心の中を、他者であるすみれさんが演じ、それを本人が客観的にカメラに収める。いうと簡単そうに聞こえますが、二人の気持ちが高いレベルで共鳴しなければ、ここまでの作品はできなかったはずです。まさに二人が一体となった作品づくりをされていたんだなぁと。
そういった意味で、作品だけでなく、そのお二人の関係性は誰もが簡単には到達し得ない次元にあって、そういう関係性を築くに至ったお二人が羨ましいと同時に尊敬の念を抱きます。
私もいつかモデルさんと二人三脚のポートレイト作品づくりがしたい!と思いました。



 



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