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プロMMAファイターがエンジニアになって3年経ったので、振り替えってみた件

どうも、初めまして。iOSエンジニアをやってるオダギリと言います。
初めてのnote投稿ということで、まずは自己紹介とさせていただきます。

初めに

まずは、こちらを見てください。

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6年くらい前の試合の1コマ

こっちは4年前の引退試合です。

MMAファイター時代

僕は、高校在学中から29までの約12年間、格闘技に全てを捧げて生きていました。
学生の時は勉強が嫌いで、ほぼ授業に出ておらず、高校までで十分だと思っていました。そして、サラリーマンなんかにもなりたくなかった僕は、拳1つでどこまでいけるか、自分はどの程度の人間なのかを知りたくて、高校卒業と同時に自分の全ての時間を格闘技に費すことにしました。(とはいえ、20歳くらいまでは、遊んでる時間も多かったですがw)

当時は朝6時から17時まで配達の仕事して、20時から23時すぎまで練習、さらに試合ひと月前になると練習量は増やし、10キロ前後の減量を行うという、かなり過酷な生活をしていました。
かなり過酷ではありましたが、ものすごく楽しかったです。
なぜなら、死ぬほどキツい練習や、自分の試合の時に自分以上に盛り上がってくれる、そんなサイコーな仲間達がいてくれたからです。
そんな仲間達と過ごした時間は何ものにも代え難い宝物です。

29歳の時に年齢、戦績、怪我で長い間練習ができなかったり、勤めていた会社が倒産したりと、「ああ、もう格闘技は無理だな」と感じ、引退しました。

職業訓練校時代

会社が倒産したことの諸々の手続きに人生で初めてハローワークに行き、職業訓練校の存在を知りました。その中にプログラミングの学科があったこと、そして募集締め切り3日前だったのはラッキーでした。

プログラミングを選んだのは、専門性があり自分の努力次第でどうとでもなると考えたからです。
その予想は当たっているとこもあり、外れているとことこもあり。
少なくともプログラミングは僕には合っていたようです。
あと職業訓練校の同期にも恵まれていました。
年齢も近くて、ノリも良い、話の合う連中が揃っていました。

授業終わりに居酒屋行ったり、休みの日にはBBQやったりと、経験はないですが大学生みたいなことをやってました。
おかげで訓練校時代も楽しかったです。

エンジニア時代

卒業後、IT業界1社目は10人前後のベンチャー企業。
職業訓練校時代の同期と共に入社し、実務経験0のエンジニアしかいない、広告運用の会社でした。

詰まっても自分で調べて解決しなければならない、アドバイスをもらえる人もいない、Github?、アーキテクチャ、なにそれ?な環境での仕事は、新鮮でした。(今思うと、かなりはちゃめちゃな環境だったなって思います)
そんな環境だったからこそ、Githubも使ったこともない業務未経験のなんちゃってエンジニアが、アプリを作ったり、AWSをいじったり、PHP/JSでサイト改修したり、ディレクションやったり、広告運用をやったり、入社1年目では考えられないくらい、多くの経験ができました。

そして、どんな酷いコードでも動くし、それがお金を生み出すことができることを知れたのはすごく良かったです。
お金を生み出している世の中のものはしっかりと作られていると思っていた自分にとっては「目から鱗」でした。

(そもそも入ることはできませんが)今の会社に職業訓練校の卒業と同時に入社していたら、エンジニアは続けていなかったかも知れません。
個人的な見解ですが、

・作る楽しみ
・作り切ったという達成感
・作ったものが月100万以上の売上を上げた経験
上記を知れたからこそ、今でも楽しくエンジニアをやっているのかなって思っています。

1社目のベンチャーには1年半くらい経ったタイミングでやり切った感を感じ、この会社では経験できないようなスキルの深掘りやチーム開発を経験したくなり転職を決めました。

2社目は、SHOPLISTという人数規模100人前後でファッション系ECを運営している会社に入社しました。
そこは、僕を入れてiOSエンジニアは3人、Androidエンジニアは4人、それ以外にもサーバーやフロントなどエンジニアだけで20人前後いる会社でした。
初めてのチーム開発(自分のコードをレビューしてもらったり、レビューしたり)やアーキテクチャを意識した開発は新鮮でした。

新鮮であり、苦痛でした。

要求された通りの動きをしているのに、指摘されて一向にマージしてもらえないストレスたるや.........
入社して3ヶ月くらいまではずっとそうでした。

3ヶ月経ち、自分が慣れたのか、スキルが上がったのか........
ある日、突然理解できて、レビューでも指摘をされないようになりました。

その時にお世話になったのは、この辺りの本や記事です。
リーダブルコード
【Swift】delegate実装の流れ
Swiftのプロトコル
(1年間iOSアプリを作っていたのにも関わらず、delegateやprotocolなんかはSHOPLISTに来るまで名前しか知らなかったし、使い方が全然理解できず、使ったことなかったです。変数名とかも適当でした。test1/test2/gazouとかを付けてました。あとは無駄にprint文使ったり..........無知って怖いですねw)

着々と経験を積み、計測ツールFirebaseAnalyticsの設計や、導入の際に他部署との窓口になり、効率のいい使い方を模索しました。

1年くらい経った頃、ちょうど大きめの機能(検索機能の刷新)をリリースできたことと、社長と役員が総入れ替えしたので、いいタイミングだと思い、転職を決めました。転職も半年くらいかけて納得できるところをじっくり探し、今のところに転職しました。

今の会社は、入社してから10ヶ月くらいになります。
チームメンバーには迷惑をかけることもありますが、なんとか馴染んでいたかなって思う今日この頃です。

あとがき

最後の方は駆け足気味ですが、この辺で筆を置こうと思います。
僕は格闘技を辞める時、心に決めたことがあります。
それは、「次、仲間に会う時も胸を張って会えるような自分でいよう」です。
現役を続けている仲間に負けないように、全力で頑張ってきたし、これからも頑張り続けます。

改めて自分のことを振り返りましたが、自分の努力もですが、何より周りに恵まれてるなって思います。辛いことも多く、挫折も嫌というほど経験していますが、それでも毎日がものすごく楽しいのは、周りにいる人に支えられているからです。
ここまで生きていることを満喫できる人生はないだろうなって思っています。
これからも変わらず、退屈する暇のない、全力で前のめりな生き方を続けていきます。


noteでは、自分で作っているアプリの売上とかアプリマーケティングをメインに発信していきます。
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