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2024年1月エジプト旅行記(1)
2023年12月29日〜2024年1月5日に6泊8日でエジプト旅行をした際の旅行記
滞在都市:カイロ、アスワン、ルクソール
人数:二人
航空会社:エジプト航空
旅行当時のレート:1エジプトポンド≒4.6円、1ドル≒142円
2023年8月某日
コロナ禍も明けて世間の海外旅行熱が高まっていた当時、自分はとにかく海外旅行がしたかった。出張や旅行でアジア圏には行っていたものの、より異国情緒を感じられる場所、まだ見ぬ国を求めていた。
そう思いながら年末年始の航空券を漁っていると、ふとエジプト行きのチケットが目についた。日本からの直行便、行くしかないと思った。
かねてより遊戯王やジョジョ、世界ふしぎ発見!で慣れ親しんでいたエジプトにはいつか行きたいという気持ちがあった。ピラミッドやスフィンクス、古代の遺跡にはロマンがある。神話や歴史も興味深い。今まで訪れたことのないアフリカ大陸という場所も魅力的だった。
早速旅行好きな友人に提案すると二つ返事でOKが出た。こうして2023年末~正月をエジプトで過ごすことになった。
旅程
ざっくりとした日程は下記の通り。本記事では12月29~30日までの内容を記載する。
12月29日:夜日本出国
12月30日:早朝カイロ着→ギザのピラミッド、大エジプト博物館
12月31日:サラエルディンのシタデル、エジプト考古学博物館→夜寝台列車でアスワンに移動
1月1日 :朝アスワン着→切りかけのオベリスク、フィラエ神殿(イシス神殿)
1月2日 :アブシンベル神殿、エレファンティナ島→夜列車でルクソールに移動
1月3日 :王家の谷、ハトシェプスト葬祭殿、カルナック神殿、ルクソール神殿
1月4日 :朝飛行機でカイロに移動、夜帰国便に搭乗
1月5日 :夜帰国
出国~機内
12/29(金)18時 成田空港第1ターミナルで友人と合流し出国。
エジプトはイスラム教の国であり酒を飲める場所が少ないため、ラウンジで今年最後の飲み会。
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ワイン、ビール、日本酒と一通りお酒は揃っている。カレーや焼きそば等も提供されていた。
日本とエジプトの時差は7時間。片道約14時間のフライトで、21時に出発し寝て起きたら早朝4時のエジプトに到着する。
エジプト航空は同国のフラッグキャリア。ホルス神がシンボルとなっており、飛行機やアメニティにマークが描かれている。Wikipediaいわく安全な飛行を…という願いが込められているとのこと。
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年末年始にもかかわらず意外と空港は混んでいなかった。
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他の航空会社と比べても特に気になるところはなく機内は快適だった。
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多分カレー。ラウンジでお腹いっぱいだったけど普通においしい。
なおエジプト航空ではアルコールを提供していない。
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機内ではずっとHazbinHotelを見ていた。アラスターの声良い。
エジプト到着
朝4時、定刻通りにカイロ国際空港へ到着。荷物を拾って入国審査へ向かう途中で早速タクシーの客引きに声をかけられる。
エジプトは人がめんどくさい ≒ 客引き、キャッチ、物乞いが多い、何事も価格交渉が必要 etc. とは聞いていたものの、まさか旅行客しか入れないエリアに客引きがいるとは思わなかった。
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エジプトでもクリスマスは祝われる。
日本のパスポートでは珍しく(?)エジプト入国にはビザが必要。
とは言え事前申請は不要で到着後購入できる。
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入国審査前にある銀行で買える。キャッシュオンリー。
入国カードを書くペンがなく偶然同じ飛行機に乗り合わせていたツアーの添乗員に借りたりアラビア語が読めず四苦八苦したりしたものの無事入国。
SIMカード購入と両替を済ませ、ホテルへ向かうことに。
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20GBで3,000円程度?YouTube見るぐらいは問題なし。さすがに砂漠の中ではつながらなかった。
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合計39,000円分≒約8,300ポンド両替したが、エジプトではUSドルも使えるのであまり出番がなく、旅行後半は無理やり消費していた。日本では両替できないため再び中東方面へ行く時まで眠らせておく。
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早朝にもかかわらずタクシーの客引きが多い。
綺麗な身なりで公式を名乗る怪しい兄ちゃんに10分ぐらい付きまとわれた。
空港→ホテル
海外旅行では配車アプリが便利で、行先が正確に伝わるしぼったくられる心配もない。カイロではUberが使えるとのことだったが、土地柄かいまいち使いこなすことができなかった。
カイロは交通量が多く旅行中も頻繁に渋滞が起きており、配車アプリに登録されている台数も少ないのか待ち時間が長く、そもそも捕まらないことも多かった。また、他国に比べて車側からキャンセルされる確率が高かった。
空港からホテルに向かう際もUberで車を手配したものの、アプリの示す場所に行っても一向に車は現れず、最終的にキャンセルされてしまった。
結局Uberは諦め、駐車場をさまよっているときに声をかけてきた兄ちゃんのタクシーで送ってもらうことに。ホテルまで片道1時間20ドル。
円換算すると安く、客引きの押しの強さに疲れていたこともあって言い値で乗ったが、多分ぼったくられている。
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ここにもタクシーの客引きがたくさんいる。とにかく皆声をかけてくる。
エジプトのタクシーはメーターなんて軟弱なものは使わない。すべて交渉だ。
朝6時ごろホテルに到着したものの、チェックインまではまだ時間があり観光地も開いていないため、荷物を預けてあたりを散策することに。
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いたるところに野犬がいる。空気が悪いのか朝靄で空がかすんでいる。
年末のエジプト、早朝はダウンジャケットが必要なくらい寒い。
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お世辞にも綺麗とはいいがたい。フィリピンのマニラといい勝負。
いろいろ気になることろもあるものの、ついに憧れの国に来た感慨にふけりながら散策を続ける。早朝なので人通りも少なく、開いているお店も少ない。
しばらく歩きまわったのち…
ピラミッドが見つからないという話をしつつ……
ふと振り返ると朝もやで白んだ空の奥に山のような何かが………
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画像では伝わらないかもしれないが、肉眼で見るとピラミッドの存在感は大きく、最初は本当に山があるのだと思った。あまりにもでかすぎる。初めてピラミッドを目にしたこの感動は今でも忘れられない。
ギザの三大ピラミッド
待機編
ピラミッドのチケットオフィスが開くのは7時(諸説ある。この日は6時45分くらいに開いた気がする)なので、それまでお茶をすることに。
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一杯200ポンド(900円!!!)のマンゴージュースを飲む。その場でシェイクしてくれて濃厚で美味しかったが、エジプトにしてはべらぼうに高い。
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親猫も近くにいた。
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店主がハムで手なずけていた。
入場編
ギザはエジプトの都市のひとつで、街と砂漠の境界線付近に三大ピラミッドがある。
ピラミッドの大きさに比例してその敷地も広大なため、全てのピラミッドを見るには3時間ほど歩き回る必要がある。
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エジプトの観光スポットには外国人価格が設定されている。エリア入場料とクフ王、メンカウラー王のピラミッドへの入場料を合わせると1660ポンド(≒7,700円)とかなりの値段になる。
なおクレジットカードしか使えない。
チケットを購入しザルのような荷物検査を通り抜け、無事にピラミッドの敷地内へ入る。緩い坂道を歩き、まずはスフィンクスの横を通ってクフ王のピラミッドを目指す。
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道中子供たちに話しかけられまくった。挨拶されたり知ってる日本語を繰り返す子がいたり。
善悪問わずエジプトではとにかくいろんな人が声をかけてくる。
当然野犬もいる。
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スフィンクスの目線の先にはケンタッキーとピザハットがある。
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3つの中で1番大きいピラミッドかつ1番手前にあるため1番混雑する。
もう少し進むと左手にカフラー王のピラミッドが見えてくる。
ピラミッドは近くで見ると想像以上にでかく、はるか昔に作られて今もなお残っていることに改めて感動した。
それはそれとして朝のジュースが効いたのか二人ともトイレを求めつつあったため、クフ王のピラミッド観光は後回しにして先に進むことに。
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2番目に大きく、上部の化粧岩がまだ残っている。内部には入れない。
しかしトイレは入り口付近等にしかなかった。それに気づかぬまま2つのピラミッドを通過し、さらに奥へ…
最終的に建設中の施設で何とかすることができた。その代わり往復20分歩く羽目になった。
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まだ未完成だったが綺麗なトイレがあった。観光案内所?レストランも建設中だった。
敷地のかなり奥まで入り込んでいたため、まずは入り口から一番遠く一番小さいメンカウラー王のピラミッドから見学することにした。
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遠い
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観光編
メンカウラー王のピラミッドは一番奥にあり一番小さい。朝早い(7時半ぐらい?)こともあって全然人がいなかった。
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ピラミッドの入り口には警備員がいて、どこから来たの?とか滑らないように気を付けてね、とか好意的に話しかけてくれた。そして帰り際、当然のようにチップを要求された(もちろん払わなくてよい)
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内部は棺を置く空間があるだけだった。
次はカフラー王のピラミッドの横を通り一番大きなクフ王のピラミッドへ向かう。
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ピラミッド敷地内はラクダ引きの営業がすさまじいという話だったが、朝(8時頃?)は人もラクダも少なく快適に歩けた。
日が昇ったころにはかなり暖かくなり、シャツ一枚でも十分なくらいに。
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入り口は左側にある。
クフ王のピラミッドは大型バスが乗り付けられるようになっており大混雑していた。観光客相手の物売りも沢山いて、よくわからないお土産を持って「1ダラー!!」と叫びながら歩いている。
内部へ入るための行列もできており、10分ほど待ち中へ入る。最初に見学しておくべきであった。
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ピラミッド内部はダンジョンのようで面白かった。一度は入っておくべきだと思う。
ただし結構な勾配の階段を手すりを頼りに登る必要があるため、かなりの体力を要求される。また、通路が狭く階段も急なのですれ違うのがやっとであり、蒸し暑く快適とはいいがたい環境。早朝一番乗りで行くのがいいと思う。
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ピラミッドを見終えてスフィンクスを見に行くことに。
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左側に行くとより近くで見れる。
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アヌビスやバステト、ピラミッドなどいかにもエジプトらしい。
昼食
一通りピラミッドを見て感動した後11時頃、早めの昼食をとることにした。旅行前から行くと決めていた、スフィンクスの目線の先にあるピザハットへ向かう。
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ペプシはどこで飲んでもおいしい
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飲み物と合わせて一人281ポンド(≒1300円)
昼食後はチェックインとシャワーのためにホテルへ向かう。今回泊まるホテルはピラミッドの目の前にある最高の立地。
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エジプトは野良猫も多い
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早朝到着時に撮影したため暗い。なぜか街灯は緑色。
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エジプトらしい内装で部屋も綺麗だった。一泊ツインで38ドル。
一休みした後はUberで車を手配し博物館へ。
大エジプト博物館
ここはエジプト最大級になる予定の博物館で、2023年末の時点ではまだ建設中。一部エリアのみプレオープンしていた。入場料1000ポンド(≒4,600円)
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空気の流れで冷却されるような設計らしい。
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今見学可能なのは階段状になっているこのエリアのみ
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FGOでおなじみのお方
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博物館自体は立派で見ごたえがあるものの、見学できる部分が少なく展示物も少ない。値段を考えると本格的にオープンするまではわざわざ行かなくてもいいかなと思った。
帰路&買い出し
場所が悪いのか博物館前ではタクシーもUberも手配できなかったため、場所を変えることに。30分ほど待ってあたりも暗くなった17時ごろ、ようやく車を捕まえることができた。
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ピラミッドはどこからでも見える。
共通の友人と通話しながら待ち時間をつぶしていた。感謝。
お土産の下見や夜食の買い出しにスーパーマーケットへ。どうせまた寄るのだからと最低限の飲み物やスナック菓子の購入にとどめたが、旅行最終日まで含めてスーパーで買い物ができる機会はこれが最後だった。
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エジプトはイスラム教の国なので基本スーパーやレストランではお酒を販売・提供していない。そのかわりアルコール販売の専門店があり、観光客は皆助かっている。
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人通りのない路地裏にあり怪しさ満点で客足は少なそう。先客がいると思ったが全員店員だった。
夕食
ホテルの冷蔵庫にビールを託し夕食へ向かう。
到着してから初めてのエジプト料理。気合を入れて近所で一番評価の高いレストランを選んだ。
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色々悩んだ結果、ケバブとエジプト名物のモロヘイヤのスープを注文することにした。モロヘイヤという名前は元々アラビア語由来らしい。
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・お米のスープ:素朴な味わい。
・中東で定番のトマトとキュウリ、玉ねぎのサラダ:さっぱりしたドレッシングと香草がかかっている。生野菜はお腹を壊すのが怖いのでトマトだけ食べた(???)
・フムス:ひよこ豆のペーストでパンにつけて食べる。美味しい。
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美味しいが何かしらのスパイスが効いていて独特な味わい。
左に食べ放題の平たいパン(アエーシという)を入れたかごがある。
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香ばしい香りで美味しい。
エジプト料理は普通においしいことが分かった。
写真のものにミネラルウォーターを合わせて500ポンド(≒2300円)
夜景
ピラミッドでは毎晩19時から光と音のショーが行われるため、近辺のホテルは屋上にテーブルが並べられておりどこもにぎわっている。我々のホテルも例外ではなく、時間ギリギリにホテルの屋上へ向かうと、ピラミッド側の席はすでに埋まっていた。
そのため一歩下がった席で飲みながらショーを見ることにした。
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STELLAはエジプトの国産ビール。友人曰く甘いらしい。度数の違いで2種類ある。
ジュースの方はエジプトの国民的炭酸飲料「Fayrouz」。ファイルーズと読む。
リジナルはパイナップル味だが、ここで飲んだのはサボテンの実味。甘味、酸味が強めで独特のおいしさだった。
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地味
ショーは何かしらストーリーに沿ってセリフが読み上げられながら、それに合わせてピラミッドにライトを当てる形で進んでいく。
しかしながら音質が悪く聞き取りずらい(英語力の問題もある)うえにそこまでライトも盛り上がらないため、とりあえず荘厳な雰囲気を楽しむ…という感じだった。
夜のエジプトは寒く、移動の疲れもあったため40分ほどで切り上げて部屋へ戻ることにした。
エジプトの観光資源には目を見張るものがあり、この日だけでかなりの感動を味わった。文化の違いや風景、食べ物の違いも楽しい。一方で、レストランやスーパーを除くとすべての買い物が交渉で値段を決める必要がある点は非常に疲れる。また、歩いているだけでタクシーの客引きや、バクシーシ(寄付)を求める大人子供にとにかく声をかけ続けられる。文化の違いになれる日は来るのだろうか。
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